看護人材確保対策
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東京都では、養成(新規養成)・定着(定着促進)・再就業(復職支援)対策を着実に実施しながら、より効果的、安定的な看護人材確保のための施策を推進しています。
総合的な看護人材確保対策
◆東京都地域医療対策協議会 看護人材部会
都における保健師、助産師、看護師、准看護師の計画的かつ安定的な確保を図るため、看護人材確保対策に関する検討を行います。
【令和元年度から】
・東京都地域医療対策協議会 看護人材部会
【平成30年度まで】
・東京都看護人材確保対策会議
◆東京都ナースプラザの管理運営
保健師、助産師、看護師、准看護師の免許を有する離職者の再就業を促進し、看護職員の確保や都内定着、資質向上を図っています。
・東京都ナースプラザ運営協議会
東京都ナースプラザを円滑かつ効果的に運営するため、「東京都ナースプラザ運営協議会」を設置しています。
1.養成(新規養成)対策
(1)修学支援
◆都立看護専門学校の運営
都内の医療機関などに従事する看護師を養成するため、7校の看護専門学校を設置し、運営しています。
◆看護師等修学資金貸与事業
保健師、助産師、看護師、准看護師を養成する学校または養成所に在学し、将来、都内で看護業務に従事しようとする学生に対し、修学資金の貸与を行い、都内の看護職員の確保や質の向上を図っています。
(2)養成支援
◆看護師等養成所運営費補助事業
都内に所在する保健師、助産師、看護師、准看護師の学校または養成所に対し、運営に必要な経費を補助し、教育内容の充実を図ることにより、都民(患者)の立場に立った質の高いサービスを提供する看護職員の確保と資質の向上を促進しています。
◆看護師等養成所施設整備費等補助事業
都内に所在する保健師、助産師、看護師、准看護師の学校または養成所の施設整備事業に必要な経費を補助し、その教育環境を充実させることより、都内における看護職員の充足を図っています。
◆看護師等教員養成研修
都民ニーズに対応できる高い資質を備えた優秀な看護教員を育成するために、充実した教育内容と効果的なカリキュラムにより、質の高い教員養成を行なっています。
◆外国人看護師受入支援事業
経済連携協定(EPA)に基づく外国人看護師候補者を受け入れた病院に対し、看護師国家試験対策研修及び日本語学習に要する経費を補助することにより、看護師国家資格取得に必要な知識や技術の取得に必要な研修が円滑に実施されるよう支援しています。
2.定着(定着促進)対策
(1)リアリティショックの解消
◆新人看護職員研修体制整備事業
新人看護職員の早期離職防止及び定着を図るため、病院等の臨床研修体制の充実に取り組んでいます。
・新人看護職員研修費補助
都内の病院等が実施する新人看護職員が基本的な臨床実践能力を獲得するための研修に要する経費を補助しています。
・新人看護職員研修責任者等研修
都内の病院の研修責任者または教育担当者に対し、「新人看護職員ガイドライン」に基づく、臨床研修の実施内容・方法等の普及を図っています。
・新人看護職員多施設合同研修
新人看護職員の採用が少ない等の理由により、「新人看護職員ガイドライン」に基づく、臨床研修の実施が困難な都内施設の新人看護職員に対し、合同研修を実施しています。
(2)資質向上・専門性の発揮
◆看護管理者連絡会議
保健・医療・福祉に携わる看護管理者がそれぞれの立場から、看護の資質向上に関する諸問題について討議、検討しています。
◆看護師等キャリアアップ支援事業
専門看護師、認定看護師、特定行為研修修了などの専門性の高い看護師がその資格を職場で活用できるよう、施設管理者の理解促進に向けたセミナー等を開催し、看護職員のモチベーションの向上とチーム医療の推進、在宅医療の充実を図っています。
◆看護外来相談開設促進事業施設整備費補助
在宅療養の充実、看護職員の資質向上を図るため、病院の看護外来相談の実施に向けた施設及び設備整備に必要な経費について補助することにより、看護外来相談の実施を促進しています。
◆島しょ看護職員定着促進事業
島しょへの出張研修や短期代替看護職員派遣を実施することにより、島しょの看護職員の勤務環境改善と定着促進を図っています。
◆助産師教育指導講習会
都内に居住している助産師や、都内の医療機関等で業務に従事する助産師の知識と技術の向上を目的として、講習会を年4回開催しています。
◆助産師定着促進事業
助産師の実践能力の向上等を図るため、医療施設間における助産師の出向を支援し、助産師の定着促進を図っています。
(3)安心して働き続けられる職場環境
◆看護職員定着促進支援事業(アウトリーチ型支援)
就業協力員が中小病院(200床未満)を月1回訪問し、年間を通じて看護職員確保に向けた病院の取組みを支援することにより、看護職員が安心して働き続けられる環境の整備を促進しています。
また、取組みの支援の中で他の医療機関の看護管理者・看護職員も参加できる研修会の実施をサポートしています。
→ 詳しくは、こちら(東京都ナースプラザホームページ)
◆看護師勤務環境改善施設整備費補助事業
看護職員の勤務環境改善に関する施設整備事業に必要な経費を補助することにより、看護職員の離職防止を図っています。
◆看護師宿舎施設整備費補助事業
看護師宿舎の個室整備事業に必要な経費を補助することにより、看護師の離職防止を図っています。
◆看護職員等宿舎借り上げ支援事業
病院に勤務する看護職員及び看護補助者の宿舎借り上げに要する経費を一部補助することにより、看護職員等が働きやすい職場環境を実現し、看護人材の確保・定着を図っています。
◆病院勤務者勤務環境改善事業
認定看護師の資格取得・特定行為研修の受講支援、看護補助者との協働によるチーム医療の推進、院内助産・助産師外来の開設整備などの病院の取組を支援し、医師・看護職員の勤務環境改善を図っています。
3.再就業(復職支援)対策
◆看護職員地域確保支援事業(復職支援研修)
看護職員の再就業を支援するため、身近な地域の施設(病院・診療所・訪問看護ステーション・高齢者施設)や都立看護専門学校において、復職支援研修や再就業支援相談を実施しています。
→ 詳しくは、こちら(東京都ナースプラザホームページ)
◆看護職員等再就業支援事業
看護需要の増大を踏まえ、東京都ナースプラザにおける情報発信(看護のお仕事応援フェア等)や短時間・非常勤勤務希望者を受け入れる求人施設の開拓、職業紹介に向けた取組を強化するとともに、看護職員の再就業・定着に向けた奨励金の支給等を実施することにより、都内の看護職員の確保を図ります。
4.定年後に向けての就業支援
◆プラチナナース就業継続支援事業
定年退職前後の看護職員(プラチナナース)が定年後もそのキャリアを継続し、様々な職場で能力を発揮できるよう、退職前からその後のライフプランを考え、多様な職場を知る機会を提供することにより、就業継続・再就業を支援しています。
(参考資料)平成28~29年度実施のセカンドキャリア支援事業にて作成
生涯現役時代到来 プラチナナースとして働くために(PDF:6,479KB)
5.その他
◆災害時看護体制整備事業
大規模自然災害の発生時や新興感染症の発生・まん延時に、災害支援ナースを医療機関等の現場に速やかに派遣し、適切な看護業務を行える体制整備を目的として、災害時看護体制整備事業を実施しています。
◆潜在看護師等登録制度
大規模自然災害の発生時や新興感染症の発生・まん延時に、対応可能な看護職員の裾野を拡大するため、潜在看護師等を対象とした登録制度を創設し、災害時に参集し支援活動に従事可能な看護職員を確保することで、災害医療体制の整備を図っています。