日本の医療制度

1.公的保険制度

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 日本では日本に住むすべての人が、会社や住んでいる町などを通して医療保険に入らなければなりません。日本に3か月以上住む外国人も、必ず医療保険に入ります。医療保険に入ると、医療機関へ行ったり薬を買ったときに自分で払うお金を少なくすることができます。
 日本に旅行に来た外国人は日本の公的な医療保険の対象とはならないため、医療費が高額となるケースがあります。

医療保険の詳しい説明はこちら

2.フリーアクセス

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 日本では患者自身が医療機関を自由に選び、治療を受けることができます。

  • ただし、医療機関の診療時間や診療体制によっては受診が難しいことがあるので、受診前には医療機関に電話で連絡するなど、必ず事前に確認してください。

3. 薬剤

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 薬には、医療機関でもらった処方箋(医者が患者に必要な薬の情報を書いた紙)がないと買えない薬と、薬局やドラッグストアで自由に選んで買える薬があります。
 医療機関で処方せん(医者があなたに必要な薬の情報を書いた紙)をもらったときは、次のどちらかの方法で薬を受け取ります。

  • 院内処方:病院の中で薬を受け取ります。
  • 院外処方:病院の外の薬局へ行って、薬を買います。

 また、頭が痛い、お腹が痛いなどの症状があるけれども、医療機関へ行くほどではないというときは、薬局か、薬剤師(薬の専門家)がいるドラッグストアで、症状に合った薬があるかを相談することができます。

4. 支払い方法

 日本では、お金を払うときにクレジットカードや電子マネーを使うことができない医療機関が多くあります。特に、日本に旅行に来た外国人は、多くの現金を持っていないことが多いため、支払い方法については事前に医療機関に確認してください。

参考:外国人患者の受入れのための医療機関向けマニュアル(厚生労働省)
   東京都多文化共生ポータルサイト(東京都つながり創生財団)

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