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東京都における脳卒中医療連携の取組

更新日

【お知らせ】ポータルサイト「とうきょう脳卒中・心臓病ガイド」を開設しました

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お知らせ

 脳卒中・心臓病などの循環器病は、命に関わる重大な病気です。急に発症し、後遺症が出ることも多いことから、患者やご家族が抱える悩みは多岐にわたります。
そのため、東京都は、循環器病について、必要な情報に容易にアクセスできるよう、「とうきょう脳卒中・心臓病ガイド」を開設しました。
 リンク先をご確認ください。

1 東京都脳卒中医療連携協議会(令和4年度以降、東京都循環器病対策推進協議会へ移行)

 脳卒中医療連携について、東京都全域で統一的に定める事項、広域的に対応すべき事項について協議を行うため、東京都脳卒中医療連携協議会を設置しています。

 過去の議事資料については、下記のリンクをクリックしてご覧ください。

2 救急搬送・受入体制の構築

 東京都では、脳卒中を発症した患者が可能な限り早期に脳卒中急性期医療機関に搬送され、適切な治療を受けることができる仕組み作りに取り組んでおります。取組の一つとして、東京都脳卒中医療連携協議会での検討を経て、平成21年3月から東京都脳卒中救急搬送体制の運用を開始しました。

(1) 東京都脳卒中急性期医療機関認定

 脳卒中発症の疑われる患者が迅速かつ適切な急性期治療を受けることができる体制を確保するため、東京都脳卒中急性期医療機関を認定しています。

東京都脳卒中急性期医療機関リスト(令和6年6月1日現在)(PDF:323KB)

【注意】

 このリストに掲載されているのは、曜日や時間帯によって脳卒中急性期患者の受入が可能な医療機関です。その時々の状況により、受入の可否は変化します。

◇このリストは、「東京都保健医療計画」における脳卒中急性期医療機能を担う医療機関の一覧です。

≪医療機関の方へ≫
 審査に一定の期間を要するため、毎月1日付の認定には、原則前月10日(10日が休日に当たる場合は休日の前日)までに、ご申請ください。

東京都脳卒中急性期医療機関リスト


t-PA治療実施に必要な体制が整備された医療機関

 「t-PAの実施あり」の欄に「○」と記載されているのは、t-PA治療(※)実施に必要な体制が整備されている医療機関です。
(※)t-PA治療・・・超急性期の脳梗塞治療で、発症後4.5時間以内に遺伝子組み換え型t-PA(組織プラスミノーゲン・アクチベーター)製剤(薬剤名:アルテプラーゼ)の静脈内投与による血栓溶解療法

(2) 東京都脳卒中救急搬送体制実態調査

 現行の脳卒中患者救急搬送における問題点を抽出し、今後の救急搬送と急性期医療の充実に向けた施策を検討するため、東京都脳卒中救急搬送体制実態調査を実施しました。

  • 調査期間
     第1回:平成22年2月22日から平成22年3月1日まで
     第2回:平成24年2月13日から平成24年2月20日まで
     調査結果については、下記のリンクをクリックしてご覧ください。

3 地域連携体制の構築

東京都脳卒中地域連携診療計画書の作成や普及啓発等、地域における医療連携体制の構築を支援しております。

(1) 脳卒中地域連携診療計画書

 脳卒中疾患は、急性期から回復期・在宅生活まで、長期にわたる療養が必要となる特性があります。脳卒中地域連携診療計画書は、それぞれの病期に応じて担う各施設の役割を明確化することにより、限られた医療資源の中でより良い医療提供体制を構築するための一つのツールです。また、患者が安心して医療を受けることができるよう診療内容等のインフォームドコンセントを目的としています。

4 脳卒中の普及啓発

 ポスターやリーフレットを活用し普及啓発を行うと共に、動画サイト等も活用し、広域的な普及啓発を行っています。

(1) ポスターやリーフレット

 都民の誰もが、脳卒中の発症が疑われる3つの症状を覚えやすいように、イラスト等を用いて分かりやすく示しています。
 また、速やかな119番通報の重要性のほか、「いつから、どのような症状があるか」など救急隊に伝えるべきポイントも紹介しています。

 脳卒中患者とその家族が、脳卒中の症状の特徴や治療の流れのほか、再発予防など生活上の留意点等を理解しやすいように、Q&A方式で解説しています。

(2) 東京都チャンネル

脳卒中の治療は一刻をあらそいます。次のような症状が突然起こったら・・・

(3) その他の取り組み

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