動物病院における動物由来感染症モニタリング調査
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1 調査の概要
東京都は、平成19年度から一般家庭で飼養されている動物における動物由来感染症の発生動向を把握するため、公益社団法人東京都獣医師会と協力し、動物病院における動物由来感染症のモニタリング調査を実施した。
2 調査結果
平成19年度及び平成20年度は、都内の動物病院(平成19年度は10ヶ所、平成20年度は30ヶ所)に来院した犬及び猫のうち、下痢等の症状を呈し動物由来感染症が疑われた動物のふん便を調査した。
陽性となった動物については、動物病院から当該動物の飼養者に対してその取扱い等について助言するとともに、治療・駆虫等を実施した。
備考:ジアルジアは形態的検査
平成21年度からは、都内の動物病院(20ヶ所)に来院した犬及び猫のうち、月ごとの診断頭数及び調査対象とした動物由来感染症に感染していると診断された頭数を調査した。
動物由来感染症に感染していると診断された動物については、動物病院から当該動物の飼養者に対してその取扱い等について助言するとともに、治療等を実施した。
備考:ーは検査対象外であることを表す。
また、1つの検体から複数の病原体が検出される場合があるので、陽性診断数と診断項目の合計は一致しない。
記事ID:115-001-20240726-006859