「飼い主のいない猫」との共生モデルプラン
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東京都では、平成11年3月の東京都動物保護管理審議会答申に基づき、猫の適正飼育推進策の一環として、平成13年度から15年度までの3年間、「飼い主のいない猫との共生モデルプラン」を実施しました。
答申の考え方は、「飼い主のいない猫」を不要なものとして排除するのではなく、地域の問題として解決していこうというものです。
猫の問題についてはいろいろな考え方がありますから、
猫が好きな方、嫌いな方、どちらでもない方などのいろいろな意見を聞きながら、地域の実情にあわせたルールを作るなど、住んでいる皆さんの合意のもとに、猫と共存していくためのよりよい方法を考えていくことが大切です。
このためには、住民と民間団体及び行政が協力していく仕組みを作る必要があります。
これを試行的に行う地域の取組みが「飼い主のいない猫との共生モデルプラン」です。
東京都は平成13年度から15年度までの3年間で、20か所の地域を「モデル地域」に指定し、住民の合意形成にむけて区市町村及び都が連携して支援を行いました。
平成18年3月に作成した「飼い主のいない猫」との共生をめざす街ガイドブックでは、これらモデル地域での取組み事例を紹介しています。
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記事ID:115-001-20240726-006847