東京都国民健康保険財政安定化支援方針
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国民健康保険法第68条の2第1項の規定に基づき、特別区及び市町村が行う国民健康保険事業に対する支援について「東京都国民健康保険財政安定化支援方針」を策定しました。
第1 目的・根拠規定
国民健康保険財政の安定化を推進することを目的とする。
第2 対象期間
平成29年4月1日から平成30年3月31日まで
第3 都内区市町村国民健康保険の現状
・ 被保険者については、高齢者・失業者などの低所得者の占める割合が高く、保険料の確保が困難であるなど、構造的な問題がある。
・ 一般会計から法定外繰入れを行っている。
第4 事業運営の課題
- 適正な保険料(税)の賦課
- 収納率の向上
- 医療費の適正化
- 保険財政共同安定化事業の拡大
- 制度の見直し
第5 東京都の果たすべき役割と具体的な施策
- 適正な保険料(税)の賦課に向けた指導・助言
- 収納率向上対策に対する支援
(1)保険者規模別目標収納率の設定
保険者規模に応じ、目標を設定
(2)保険者の取組状況に応じた対策
目標達成に向けた取組状況に応じた特別調整交付金の交付等 - 医療費適正化推進に向けた支援
レセプト点検の充実強化、柔道整復療養費の適正化、後発医薬品の使用促進、特定健診等の充実強化等 - 保険財政共同安定化事業拡大に向けた対応
- 制度の見直しへの対応
- 保険者の事務処理効率化に向けた支援
第6 東京都国民健康保険財政安定化連携会議
支援方針に関する事項については、連携会議で検討・調整
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記事ID:115-001-20240726-004503