肝がん・重度肝硬変医療費助成制度
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この制度は、B型・C型肝炎ウイルスによる肝がん・重度肝硬変の入院医療又は肝がんの外来医療にかかる医療費の一部を助成するとともに、肝がん・重度肝硬変の治療研究を促進するための制度です。
※令和6年度から、助成要件の緩和等の見直しを行いました。(令和6年7月31日付改正)
〇 肝がん・重度肝硬変医療費助成制度 (ページ内リンク)
1 制度の概要
B型・C型肝炎ウイルスが原因の肝がん・重度肝硬変と診断されている方の入院治療や通院治療に係る医療費の一部を助成する制度です。
肝がん・重度肝硬変の入院治療又は肝がんの通院治療(「分子標的薬を用いた化学療法」、「肝動注化学療法」又は「粒子線治療」による通院治療に限る。)に係る医療費で、高額療養費算定基準額を超えた月が助成対象月を含め過去2年間で2月以上ある場合、2月目以降の医療費について、患者様の自己負担額が1万円*となるよう助成します。
* 住民税非課税世帯の場合は自己負担額なし
なお、助成を受けるに当たっては、対象要件を満たし、医療券の交付申請等の手続きが必要となります。詳しくは、下記の「2 対象となる方」以降を御参照ください。
2 対象となる方
対象となるのは、以下の条件をすべて満たしている方です。
(1)東京都内に住所がある方
(2)B型・C型肝炎ウイルスによる肝がん・重度肝硬変と診断され入院医療を受けている方又はB型・C型 肝炎ウイルスによる肝がんと診断され外来医療を受けている方
(3)年収が概ね370万円未満の方(ただし、生活保護受給者は除きます。)
(4)保険医療機関における「肝がん・重度肝硬変入院関係医療」又は「肝がん外来関係医療」 の自己負担額 が高額療養費算定基準額を超えた月が、申請月の前の23か月以内に1か月以上ある方
(5)肝がん・重度肝硬変の治療の研究への協力に同意している方
用語解説
〇肝がん・重度肝硬変入院関係医療
肝がん・重度肝硬変入院関係医療とは、「B型肝炎ウイルス又はC型肝炎ウイルスによる肝がん・重度肝硬変患者に対して行われる肝がん・重度肝硬変入院医療及び、当該医療を受けるために必要となる検査料、入院料等の入院医療で保険適用となっているもの」です。
〇肝がん外来関係医療
肝がん外来関係医療とは、「B型肝炎ウイルス又はC型肝炎ウイルスによる肝がん患者に対して行われる『分子標的治療薬を用いた化学療法』、『肝動注化学療法』又は『粒子線治療』による外来医療及び当該医療を受けるために必要となる検査料等で保険適用となっているもの」です。
〇高額療養費算定基準額
- 高額療養費制度は、ひと月(月の初日から末日まで)に医療機関や薬局の窓口で支払った額が一定の額を超えた場合に、その額を超えた窓口支払額を医療保険から給付する制度です。
- この「一定の額」のことを、「高額療養費算定基準額(自己負担限度額)」といいます。
- 高額療養費算定基準額(自己負担限度額)は、年齢や所得などによって異なります。
※ 詳細は以下の資料及び厚生労働省ホームページをご確認ください。
3 医療券交付申請までの流れ
4 申請手続
申請先
お住まいの区市町村の担当窓口に提出してください。
申請用紙
申請書及びそれに添付する臨床調査個人票及び同意書などの用紙は、以下よりダウンロードいただくか、区市町村の担当窓口で配布しているものをご使用ください。
※ 肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業医療記録票(医療記録票)は、指定医療機関から交付されます。
申請に必要な書類
申請に必要な書類は、次の①から⑧までのとおりです(○:全員必要なもの、△:該当する場合必要なもの)。
申請書類の詳細についてはお住まいの区市町村の窓口にお尋ねください。
書類 |
説明 | 入手方法 | ||
| ① | 肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業医療券(新規・更新・転入)交付申請書(Excel:147KB) | 〇 |
|
本ページ又は 区市町村窓口 |
| ② | 肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業に係る臨床調査個人票及び同意書(R5.7)(両面印刷)(PDF:611KB) | 〇 | ※臨床調査個人票と同意書が、1枚の様式にまとめられています。 <PDF版> <Excel版> ※全国の指定医療機関は、国立健康危機管理研究機構が運用している、 「肝炎医療情報ナビゲーションシステム」(外部のページに移動します。)で公表されています。 【同意書について】 |
本ページ又は 区市町村窓口 |
| ③ | 医療記録票の写し | 〇 | 指定医療機関で受けた「肝がん・重度肝硬変入院関係医療」又は「肝がん外来関係医療」の自己負担額が高額療養費算定基準額を超える月が、申請月の前の23か月以内に1か月以上あることが分かるもの* * 指定医療機関以外の保険医療機関での「肝がん・重度肝硬変入院関係医療」又は「肝がん外来関係医療」も含めて1か月以上とする場合は、下記④の医療証明書も合わせて提出をお願いいたします。 |
都から指定を受けている指定医療機関 |
| ④ | 肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業医療証明書(指定医療機関以外の保険医療機関・保険薬局用)(PDF:102KB)の写し 【※】 | △ | ※指定医療機関以外の保険医療機関又は保険薬局で「肝がん・重度肝硬変入院関係医療」又は「肝がん外来関係医療」を受けた場合で、上記③の医療記録票に記載してもらえなかった際に、患者様に作成いただく書類です。 本証明書をご提出いただく際は、関係資料(領収書、診療明細書等の写し)を添えて提出してください。 |
本ページ |
| ⑤ | 個人番号に係る調書 (スモン等・先天性血液凝固因子欠乏症等・人工透析・肝炎・肝がん・重度肝硬変用)(Excel:126KB) 【※】 |
△ | ※マイナンバーを利用した情報連携を行う場合に提出が必要です。患者欄及び代理人(代理申請の場合のみ)欄を記載してください。
|
本ページ又は 区市町村窓口 |
| ⑥ | 住民票の写し 【※】 | △ | ※マイナンバーによる情報連携を行う(⑤を提出する)場合は省略可能です。
|
区市町村の住民票窓口 |
| ⑦ | 保険資格が確認できるもの・限度額適用認定証又は限度額適用・標準負担額減額認定証の写し等 | 〇 |
|
ご本人 |
| ⑧ | 肝炎治療自己負担限度額管理票の写し 【※】 | △ | ※B型ウイルス肝炎に対して行われる核酸アナログ製剤治療に係る医療費助成の医療券の交付を受けている方は、申請月の前の23か月以内の「肝炎治療自己負担限度額管理票」が必要となります。(ただし、非課税 世帯で自己負担額が0円の方にについては提出不要です。) | ご本人 |
| ⑨ | 区市町村民税課税(非課税)証明書 | △ | 社会保険の場合、非課税の方は非課税証明書が必要です。被保険者のみで構いませんが、患者(申請者)が被扶養者で、被保険者が非課税の場合は患者(被扶養者)の分も必要です。 | 区市町村の住民税窓口 |
〇 認定されると、東京都から「マル都医療券」が交付されます。
〇 「マル都医療券」の交付には、申請から3か月程度かかります。
5 医療費助成の内容及び助成方法
医療費助成の概要図
<助成内容>
- ひと月の「肝がん・重度肝硬変入院関係医療」、「肝がん外来関係医療」にかかる保険診療の自己負担額から、下記【患者負担月額表】の患者負担月額を除いた額を助成します(健康保険から支給される高額療養費は助成額には含まれません。)。
- 保険診療以外の費用(室料差額など)は助成の対象とはなりません。
- 「肝がん外来関係医療」に係る助成については、指定医療機関又は保険薬局の窓口で一部負担金(3割等の金額)をお支払いいただき、後日、東京都に対して償還払いの請求をすることにより、助成を受けることができます。
【患者負担月額表】
<助成対象となる月>
保険医療機関における入院関係医療又は外来関係医療の自己負担額が高額療養費算定基準額を超えた月が、過去24か月以内に2か月以上あり、2か月目以上の入院又は外来が指定医療機関(*1)での入院又は外来であるとき、当該月(2か月目以上)(*2)が医療費助成の対象となります。
- (*1)指定医療機関とは、都道府県が指定する肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業指定医療機関をいいます。
- 肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業における指定医療機関についてはこちらへ
- (*2)入院について、当該月は同一指定医療機関における入院関係医療で高額療養費算定基準額を超えている必要があります。
<助成方法>
なお、指定医療機関や保険薬局を受診等する際には、必ず「マル都医療券」と、以下の書類を併せて窓口に提示してください。
・医療記録票
・肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業医療証明書(指定医療機関以外の保険医療機関・保険薬局用)
(お持ちの方のみ)
・マイナ保険証又は資格確認書
・限度額認定証又は限度額適用・標準負担額減額認定証(お持ちの方のみ)
6 医療費の払い戻し請求
外来関係医療費の助成を受ける場合や、「マル都医療券」が届くまでの間に助成対象となる医療費を支払った場合は、後日、患者様からの請求を受け、助成対象となる医療費を払戻しします。ただし、健康保険から支給される高額療養費に該当する金額は、東京都から助成されません。
7 マル都医療券の有効期間及び制度利用の終了
- マル都医療券の有効期間は、原則として1年間です。
- 有効期間満了後も引き続き本制度の利用を希望する場合は、区市町村窓口で更新手続を行ってください。
- 国(厚生労働省)の研究事業協力への同意を撤回する場合は、区市町村窓口で手続を行ってください。同意を撤回した場合、医療費助成は受けられないことになります。