東京都地域医療支援ドクター事業
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東京都では、多摩・島しょの地域医療の拠点である公立病院等を通じ、地域の医療体制を支援するために、平成21年度から、都立病院等におけるキャリアアップ勤務と多摩・島しょの公立病院等における支援勤務(派遣)を組み合わせた「東京都地域医療支援ドクター事業」を実施しています。
1 事業内容
地域医療の支援に意欲を持つ医師を「東京都地域医療支援ドクター」として都が採用し、医師不足が深刻な市町村公立病院等に一定期間派遣します。
通算2年間以上の支援勤務(派遣)の期間以外は、専門医・指導医等へのキャリアパスを実現できるように、本人の希望を踏まえて、都立病院等におけるキャリアアップ勤務を実施します。
2 地域医療の支援に意欲を持つ「東京都地域医療支援ドクター」の募集
(1) 採用の身分
東京都の常勤職員(課長代理級医師)
(2) 募集診療科等
周産期医療(産科・新生児科)、小児医療、へき地医療(総合・内科・外科等)、救急診療(内科・外科等)のいずれかに従事
(3) 応募資格
採用予定日現在、医師法による医師の免許を取得後、通算5年以上医療に従事しており、満60歳未満で医師として診療業務が可能な者。
(4) 勤務期間
原則6年間
(5) 給与
東京都の規定に基づいて支給。加えて、派遣中は勤務1日につき1万円を上限に「派遣手当」を支給。(採用後6年間まで)
(6) 勤務内容
多摩・島しょの公立病院等への「支援勤務(派遣)」(通算2年間以上)と、都立病院等における「キャリアアップ勤務」(それ以外の期間)のローテーション勤務。
キャリアアップ勤務を行う医療機関は、専門医・指導医等へのキャリアパスを実現できるよう、本人の希望を踏まえて決定します。都立病院以外の都内の民間病院等での研修も可能です(ただし、都内の民間病院等での研修の場合は通算1年以内)。
(7) 支援勤務先医療機関実績
公立福生病院(内科・小児科)、公立昭和病院(救急科)、公立阿伎留医療センター(総合内科)、町田市民病院(小児科・新生児科・整形外科)、青梅市立総合病院(救急科・産婦人科)、日野市立病院(総合内科)、奥多摩病院(内科)、檜原診療所(内科)、小笠原村診療所(総合診療)など
3 応募方法等
募集要項など、応募書類の詳細については以下ページに掲載しています。
「東京都地域医療支援ドクター」の募集(令和7年度採用)