社会保障制度などの公的な支援制度
【執筆・監修】特定社会保険労務士 染谷 由美
【利用するタイミング】
◆入院や治療で医療費が高額になりそうなとき(なったとき)
・高額療養費制度と限度額適用認定証、高額介護合算療養費
◆がん治療等で入院するとき
・高額療養費制度、限度額適用認定証
・入院時食事療養費
・入院時生活療養費
◆医師の指示により、治療用装具(義手・義眼・義足・コルセットなど)や弾性着衣を購入したり、輸血を受けたとき
・療養費
◆がんなどの傷病により、仕事や生活が制限されるようになったり、障害をもったとき
・障害年金
・障害者手帳
・日常生活用具の給付
◆がん治療などで会社を休んだとき
・傷病手当金
◆がん治療などのために離職したとき
・退職後の健康保険の加入
・資格喪失後の傷病手当金
・雇用保険の失業給付(基本手当)
・国民年金保険料免除制度・猶予制度
◆病院への通院が難しい場合や在宅で緩和ケアを受ける場合
・訪問看護療養費
◆がんなどの傷病により介護が必要となった場合
・介護保険制度
・介護休業と介護休暇、介護休業給付(雇用保険)
◆がん等の進行に伴い、判断能力が乏しくなることが想定されるときや身寄りがないかた
・成年後見制度
◆がん治療などで経済的に困ったとき
・生活福祉資金貸付制度
・国民年金保険料免除制度・猶予制度
◆御家族が、がんなどで亡くなられた場合
・遺族年金
・死亡一時金
・寡婦年金
◆その他
・アスベスト(石綿)健康被害救済制度
・労働者災害補償保険