結核患者さんと接触のあった方へ
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接触者健診について
患者さんの病状や患者さんとの接触状況等から、健診が必要と保健所が判断した場合は、接触者健診を行います。対象者には保健所から連絡をいたします。
接触者健診で行われる検査
検査内容は、健診対象者年齢や患者さんとの接触状況により異なります。
IGRA(QFT・T-SPOT)検査
- 結核の感染を調べる検査です。採血をして、その血液から判定します。
- 感染後、約8週間は検査をしても感染が検査結果に現れない時期があります。
- この検査では、感染の時期は特定できません。
ツベルクリン反応検査
- IGRA検査と同じく、感染の有無を調べます。
- 原則として2歳未満の乳幼児に行います。
胸部レントゲン検査
- 結核を発病していないか調べる検査です。
患者さんを温かく迎えてください
患者さんが学校や職場に戻ってきたときは、他の人に感染が広がる心配はありません。患者さんを温かく迎えてください。また、結核の感染経路は空気感染のため、誰がどのタイミング感染するかはわかりません。正しい知識を持ち、患者さんが安心して治療ができるように支えていきましょう。
患者さんのご家族や身近な方に対する健診(接触者健診)についての冊子です。
結核について解説された多言語動画(日本語を含む8か国語)はこちらをご覧ください。
記事ID:115-001-20240926-012542