新型コロナウイルス感染症にかかる相談窓口について

更新日

東京都新型コロナ相談センターは、令和6年3月31日(日曜日)をもって、終了しました。

※今後は国の方針に基づき、広く一般的な医療機関において、新型コロナウイルス感染症の診療に対応する通常の医療提供体制となります。

医療機関の案内や救急の相談等については、他の疾病と同様、オンライン医療機関検索「医療情報ネット」及び医療機関案内サービス「ひまわり」(電話番号:03-5272-0303)、東京消防庁救急相談センター(電話番号:♯7119)、子供の健康相談室(電話番号:♯8000)が対応します。

以下の「新型コロナ相談センターに寄せられた質問等」や「よくあるご質問」も参考にしてください。  

新型コロナ相談センターに多く寄せられた質問等

1 新型コロナウイルス感染症に関する相談

以下は、東京都新型コロナ相談センターに多く寄せられた質問と回答の一部です。
個別具体的なご相談は、かかりつけ医や診断医へお願いいたします。

Q1 新型コロナウイルス感染症と思われる症状があるがどうしたらよいか。医療機関に受診したほうがよいか。
A1 かかりつけ医等、医療機関にお問合せください。
  医療機関をお探しの際は、オンライン医療機関検索「医療情報ネット」で検索が可能です。

Q2 新型コロナウイルス感染症に感染したが家族に感染させないようにするにはどうしたらよいか。
A2 2メートル以上の距離を開け、仕切りやカーテンでエリアを区切る等の方法があります。
  定期的な換気も効果的です。
  同じスペースに入るときは、手洗い、アルコール消毒、マスク着用を行う方法があります。
   出典:自宅療養者向けハンドブック(東京都保健医療局感染症対策部発行)

Q3 検査キットはどこで売っているか。
A3 最寄りの薬局やインターネットにてお求めください。
   ※「体外診断用医薬品」または「第一類医薬品」と表示されているものをご使用ください。

Q4 新型コロナウイルス感染症の陽性と判明したが、何か行動制限はあるか。
A4 新型コロナウイルス感染症の患者に対して、法律に基づく行動制限・外出自粛は求められません。
  外出を控えるかは個人の判断となります。
  (参考)外出を控えることが推奨される期間
  ・発症後5日間が経過し、かつ解熱および症状軽快から24時間経過するまでは外出を控える。
  ・発症後10日間が経過するまでは、マスクの着用等、周りの方へうつさないよう配慮する。

Q5 新型コロナウイルス感染症の感染後いつから職場や学校へ復帰してよいか。
A5 就業制限等はありませんので、復帰の可否はそれぞれの職場や学校にお問合せください。

Q6 濃厚接触者について教えてほしい。
A6 新型コロナウイルス感染症の患者の濃厚接触者として特定されることはなく、法律に基づく
  行動制限・外出自粛は求められません。
  同居のご家族が新型コロナウイルス感染症にかかった場合、ご自身の体調に注意してください。

Q7 処方された薬について知りたい。
A7 薬については個別の判断が必要なため、処方された医療機関にご相談ください。

Q8 新型コロナウイルス感染症に罹患した際に、医療費の公費負担等があるか教えてほしい。
A8 令和6年4月以降、新型コロナウイルス感染症は、通常の医療体制に移行しています。
  医療費の公費負担は、令和6年3月末で終了しました。

Q9 自宅療養の療養証明書がほしい。どうしたらよいか。
A9 5類移行前(令和5年5月7日まで)に新型コロナウイルス感染症に感染していた方で発生届対象の方については、お住いの地域を担当している保健所で療養証明書を発行しております。
  今後、発行の終了を予定している保健所もあります。
  証明書が必要な方はお早めに申請を行ってください。
  東京都内の保健所の連絡先一覧 (厚生労働省のホームページ)

Q10 新型コロナウイルス感染症の陽性であるが、公共交通機関を利用してもよいか。
A10 外出自粛の義務はないため、利用の可否についてはご自身での判断にゆだねられています。
   発症から5日間は外出を控えていただくことや外出時はマスクを着用すること等、
   感染を周囲へ広げないことが推奨されていますので、その点もご留意願います。

2 体調等に関する相談


 東京都新型コロナ相談センターでは、体調等に関するご相談に対し、以下の対応をしていました。

(1)検査の状況に応じた対応

・検査をしていない場合
 ご自身で検査キットによる検査をしていただくか、症状が重い方へはかかりつけ医等医療機関への受診を推奨していました。

・検査キットで検査済の場合
 症状について相談したい場合や症状が重くなったとご自身で感じた時は、まず、かかりつけ医等医療機関への受診を推奨していました。

・医療機関を受診し、陽性の場合
 症状の持続や悪化がある場合、ご自身の判断で診断医等への再受診を推奨していました。

※医療機関受診の際、事前に医療機関へ連絡するよう助言していました。
 

(2)症状に関するご相談

東京都新型コロナ相談センターには、発熱、咽頭痛、咳、倦怠感、呼吸苦などのご相談が多く寄せられました。
こうしたご相談に対し、東京都新型コロナ相談センターの看護師から、こまめな水分補給やマスクの着用、部屋の加湿、のど越しの良い食べ物の摂取、無理せずゆっくり過ごすこと等を助言していました。
また、検査の状況にかかわらず、症状が重い場合や緊急を要する場合は、救急要請することを助言していました。

※新型コロナウイルス感染症を疑う場合、以上の新型コロナ相談センターで実施した対応を参考に、医療機関への受診等、お早目の対応をお願いいたします。

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