エボラ出血熱について
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エボラ出血熱は、アフリカ地域で散発的に流行が報告されている感染症です。2026年5月現在、コンゴ民主共和国東部イツリ州を中心にアウトブレイクが発生しており、ウガンダを含む周辺の国でも渡航者による感染例が報告されています。世界保健機関(WHO)は、コンゴ民主共和国およびウガンダにおけるこのエボラ出血熱の流行が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当すると2026年5月17日に宣言し、各国に対して監視と対応の強化を呼びかけています。
エボラ出血熱は症状が出ている患者の体液等(血液、吐物、精液等)やそれに汚染された物質に十分な防護なしに触れた場合に、ウイルスが傷口や粘膜から侵入することで感染します。一般的に、症状のない人から感染することはなく、空気感染もしません。インフルエンザなどと比べて、日常生活の場で容易にヒトからヒトへ広がる感染症ではないため、流行地域においても、通常の観光やビジネスで渡航する日本人旅行者が感染するリスクは非常に低いと考えられています。ただし、流行地域では、患者や死亡した方の体液との接触を避け、医療機関や葬儀へは慎重に立ち入るなど、基本的な感染予防策を徹底することが重要です。
現在、国においては流行国からの帰国者に対し、健康監視を実施するなど検疫体制を強化しています。また、日本国内の医療体制や生活環境などを考えると、現時点で、国内流行する可能性はほとんどありませんので、冷静な対応をお願いします。一方、国内で患者が発生する可能性は全くないわけではないため、東京都では万一に備えた体制作りも進めています。
最新の情報は下記ページからご確認ください。
エボラ出血熱とは(東京都感染症情報センター)
エボラ出血熱の疑い患者が発生した場合
一定期間内にエボラ出血熱の流行国への渡航歴がある方が、発熱等の症状を呈するなど、万一、エボラ出血熱に感染した疑いのある患者が都内で発生した場合は、直ちに感染症指定医療機関に入院していただき検査を受けていただくこととしています。
東京都の感染症指定医療機関及び病床数(特定・第一種)
・国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター(4床)
・東京都立墨東病院(2床)
・東京都立荏原病院(2床)
・東京都立駒込病院(2床)
・自衛隊中央病院(2床)