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妊娠希望女性及び同居者、妊婦の同居者への風しん抗体検査 及び予防接種について

抗体検査及び予防接種の概要

妊婦が風しんに感染すると、胎児に先天性風しん症候群を起こすおそれがあります。職場においても、生まれてくる赤ちゃんを先天性風しん症候群から守るため、抗体検査で風しんの免疫をもっていないことが確認された方はワクチン接種をご検討ください。
都では、先天性風しん症候群発生防止に向けた取組として、各区市町村と協力し、抗体検査と各区市町村が実施する予防接種を組み合わせた形で実施しています。

一方、国は「風しんに関する特定感染症予防指針」を平成26年3月に策定し、中長期的な視点に立った取組を進める方針を示すとともに、平成26年4月より妊娠希望女性等に対する抗体検査を行う都道府県、特別区及び保健所設置市への補助事業を実施しています。

風しん抗体検査

特別区、八王子市、町田市にお住まいの方

対象者、手続きの詳細、実施医療機関等につきましては、お住まいの区市にお問い合わせください。

都内市町村(八王子市、町田市を除く)にお住まいの方

対象者
都内市町村(八王子市・町田市を除く)に住所を有する19歳以上で、以下に該当し、風しん抗体検査を希望する者
(1) 妊娠を予定又は希望している女性
(2) 妊婦の同居者
(3) (1)の同居者

ただし、既に風しんワクチンの接種を2回以上受けていることが確認できる者、既に当風しん抗体検査
事業における抗体検査を受けている者及び他の医療機関等で抗体検査を受け、抗体保有が十分でない
ことが確認できる者については、検査を要しない者となります。
また、国が行う緊急風しん抗体検査等事業の対象者についても、この事業の対象者とはなりません。
なお、上記(3)の方は、先天性風しん症候群の発生防止のため、同居する(1)の方の風しん抗体
保有状況についても、抗体検査を受けていただくなどにより、御確認いただくよう御協力をお願いします。
※当該事業により、抗体検査を実施する場合は、原則としてお住まいの地域の医療機関において
受診していただきます。

なお、手続きの詳細、実施医療機関等につきましては、お住まいの区市町村にお問い合わせください。

予防接種

抗体検査の結果、抗体価が十分でない場合には、各市町村が実施する予防接種を受けることができます。
区市町村により取扱いが異なりますので、詳細についてはお住まいの区市町村へお問合せください。

風しん抗体検査 リーフレット(令和6年1月15日更新)

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。ただ一度、受けよう、風しん抗体検査リーフレット(表)

こちらのリーフレット(PDF:354KB)とポスター(PDF:721KB)は、ダウンロードして使用可能です。

風しんとは

風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の感染症です。一般的には「三日はしか」とも呼ばれ、春から初夏にかけて多くみられます。2~3週間の潜伏期間の後、発熱、発疹、リンパ節の腫れといった症状がでます。風しんは基本的には重症化せず回復していく疾患ですが、関節炎、血小板減少性紫斑病、急性脳炎などの合併症を発症することもあり、注意が必要です。ウイルスに感染しても明らかな症状がでることがないまま免疫ができてしまう(不顕性感染)人が15%から30%程度いるといわれています。また、一度感染すると、大部分の人は生涯風しんにかかることはないといわれています。学童から思春期に多く発生がみられますが、近年では成人での発生も多く報告されています。また、妊娠初期の女性が感染すると、先天性風しん症候群(CRS)※を起こすこともあります。

※先天性風しん症候群(CRS)
風しんに免疫のない女性が妊娠初期に風しんに感染し、風しんウイルスが胎児に感染することにより、出生児に先天性の心疾患、難聴、白内障等の障害を起こす病気の総称

主な感染経路は、「飛沫感染」で咳やくしゃみなどによって他の人にうつりますが、その際に、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」もあります。発疹のでる7日前から発疹が出た5日後くらいまでは、周囲への感染力があると考えられていますが、感染力は、麻しん(はしか)や水痘(水ぼうそう)ほどは強くありません。

風しんは麻しんと同様、予防接種で防げる病気であり、ワクチン接種は個人でできる有効な予防方法です。免疫をあらかじめ獲得しておくことが重要であるため、予防接種法の対象疾患とされており、区市町村が予防接種を実施しています。

都内の風しん抗体検査事業及び予防接種事業の事業実績

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お問い合わせ

このページの担当は 感染症対策部 防疫課 防疫担当(03-5320-5892) です。

本文ここまで


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