オミクロン株に関する情報
(最終更新日:令和5年5月22日)
オミクロン株とは
オミクロン株とは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株の一つです。
令和3年11月28日、国立感染症研究所は「懸念される変異株」と位置付け、令和5年5月現在まで、多くの亜系統が報告されています。現在、世界的に主流となっているのは、「XBB.1.5系統」ですが、「XBB.1.9系統」や「XBB.1.16系統」など新たな亜系統が局地的に増加しております。
Q オミクロン株の特徴は?
A ウイルスに、既存の株以上に多数の変異が見られています。スパイクタンパク質の変異によって、細胞の受容体に結合しやすくなり、感染力が高まる可能性が懸念されています。
Q 感染力はどのくらい?
A 現在の主流である「XBB系統」は、以前の主流であった「BA.5系統」に比べて、感染者が増えやすく、ワクチンや感染による免疫から逃れやすいと言われておりますが、重症度の上昇は確認されておりません。
気を付けるポイント
「東京iCDC」専門家ボードの座長を務める、医師の賀来満夫(かく・みつお)先生にお話を伺いました。
賀来先生コメント |
感染予防対策の方法は、「都民向け感染予防ハンドブック」や、東京iCDC「『おうちの換気』ポイントまとめ!」をご参照ください。
参考 関連リンク
東京都健康安全研究センター 世界の新型コロナウイルス変異株の発生状況
国立感染症研究所 感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株について(第21報)
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