「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」に関する展示 令和5年11月
展示テーマ 『 薬剤耐性(AMR)対策推進月間』について
薬剤耐性(AMR : Antimicrobial Resistance)とは、感染症の原因となる細菌に抗菌薬・抗生物質が効かなくなることです。いま、世界では抗菌薬の効かない耐性菌が増加していることを踏まえ、国は毎年11月を「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」として定め、広く普及啓発活動を行っています。
当保健所でも、ポスター等を用いたギャラリー展示を行うとともに、リーフレットやクリアファイル等の配布を行いました。
薬剤耐性(AMR)対策推進月間についての展示
薬剤耐性を増やさないためには、一人ひとりが抗菌薬を正しく服用することが大切です。抗菌薬を正しく服用しないと、からだの中で耐性をもった病原菌が増えて、感染症の治療や手術に影響を及ぼす場合があります。
かぜやインフルエンザの原因となるウイルスには抗菌薬は効きません。抗菌薬を使うかどうかの判断は、診断した医師の指示に従ってください。また、抗菌薬を処方された場合は、医師の指示通りにしっかり飲み切るようにしましょう。
そして、正しい手洗いや手指消毒、咳エチケットやワクチン接種など、日頃から感染症にかからないように体調管理や予防をすることも大切です。
お問い合わせ
このページの担当は 多摩立川保健所 保健対策課 感染症担当 です。