新型インフルエンザの発生に備えて
新型インフルエンザの特徴
新型インフルエンザとは、動物(特に鳥類)同士で感染するインフルエンザ(鳥インフルエンザ) のウイルス等が人や豚の体内で変異し、新たに人から人へ効率よく感染するようになったものです。
毎年流行を繰り返す季節性のインフルエンザと違い、大多数の人は新型インフルエンザのウイルスに対する免疫を持っていないため、世界的大流行(パンデミック)する可能性があります。
新型インフルエンザウイルスの感染経路(咳、くしゃみには要注意!)
感染のしくみ
新型インフルエンザウイルスの感染経路も季節性インフルエンザウイルスと同じで飛まつ感染、接触感染と考えられます。
飛まつ感染とは、感染した人の咳やくしゃみのしぶき(飛まつ)に含まれるウイルスを吸いこむことです。
接触感染とは、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることにより、間接的にウイルスに接することをいいます。
基本的な感染予防策が重要!(手洗い、マスク着用等の咳エチケットを心がけましょう)
新型インフルエンザの感染予防のため、季節性インフルエンザと同様に、手洗い、マスク着用等の咳エチケット、人混みを避けるといった基本的な感染予防策を心がけましょう。
(1) 流水でよく手をぬらした後、石けんをつけ、手のひらをよくこすります。
(2) 手の甲を伸ばすようにこすります。
(3)指先・爪の間を念入りにこすります。
(4)指の間を洗います。
(5)親指と手のひらをねじり洗いします。
(6)手首も忘れずに洗います。
(1)~(6)で 30 秒が目安です。その後、十分に水で流しペーパータオルや清潔なタオルでよく拭き取って乾かします。
新型インフルエンザ発生時の医療機関の受診方法
直接かかりつけ医を受診せず、必ず事前に電話相談を!
急に38℃以上の発熱や、咳・喉の痛み、全身の倦怠感などインフルエンザが疑われる症状がでたら、新型インフルエンザが発生したときに設置される 24 時間対応の「新型インフルエンザ相談センター」に電話をしてください(常設ではありません)。
相談内容に応じて適切な医療機関等を案内します。相談センターの電話番号は、発生後速やかに都や区市町村のホームページ等でお知らせします。
受診時にはマスクを着用して下さい!
受診の際には、他の患者への感染を防ぐため、必ずマスクを着用し、咳エチケットを守りましょう。
正確な情報収集が重要です
新型インフルエンザ発生時、情報提供されるホームページの例
東京都医療機関案内サービス「ひまわり」
都内の医療機関の場所や診察内容をインターネット検索できるほか、電話サービスも実施しています(日本語)。
音声自動応答サービス 電話 03-5272-0303(毎日 24 時間)
◆外国語で対応できる医療機関の案内や、外国語での電話相談も可能です。
電話相談対応言語 英語 中国語 ハングル タイ語 スペイン語 電話 03-5285-8181(毎日午前 9 時から午後 8 時まで)
東京都福祉保健局「新型インフルエンザの発生に備えて」(平成 26 年 3 月発行)より抜粋
多摩小平保健所の新型インフルエンザ対策の取組みについて
多摩小平保健所では、平成26年度に普及啓発用クリアファイル等を作成し、圏域5市(小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市)の小・中・高校、保育園・幼稚園、高齢者や障害者の施設等に配布しました。同時に、クリアファイル等に対するアンケートを実施しました。ご協力くださった皆様方、ありがとうございました。
結果概要を掲載しますので、ご覧ください。
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お問い合わせ
このページの担当は 多摩小平保健所 企画調整課 企画調整担当 です。
