骨髄バンクドナー登録説明員養成講座について
- 更新日
骨髄移植や末梢血幹細胞移植は、白血病により正常に血液を造ることができない方などに有効な治療法ですが、ドナーと患者さんが適合するのは、非血縁者では、数百から数万分の一の確率です。そのため、一人でも多くの患者さんを救うためには、多くの骨髄バンクドナー登録が必要です。
そこで、東京都では、都内におけるドナー登録会で説明を行っていただくボランティア「ドナー登録説明員」の養成講座を開催しています。
骨髄バンクドナー登録説明員について
骨髄バンクドナー登録説明員とは
骨髄バンクドナー登録説明員は、一般の方に「ドナー登録がどうして必要なのか」「移植はどのように行うのか」を説明して、ドナー登録のサポートをするボランティアです。
実際、ドナー登録をした人の約66%が、骨髄バンクドナー登録説明員の説明を受けてドナー登録をしています。
骨髄バンクドナー登録説明員として活動するにあたって、医療等に関する特別な知識は必要ありません。養成講座を通して骨髄移植についての知識を身につけていきましょう。
活動内容
- ドナー登録会場におけるドナー登録に関する説明、登録手続の実施
- 1回の活動時間 例:10時~17時(昼休憩あり)
活動場所
ドナー登録会場(献血バス、都内大学献血会等)
骨髄バンクドナー登録説明員になるまで
座学研修により、骨髄バンク事業や骨髄・末梢血幹細胞移植への理解を深め、実地研修(※座学研修とは別日で個別に調整の上実施します)で、実際の業務を体験します。その後、公益財団法人日本骨髄バンク(以下、日本骨髄バンクと称する)の審査を経て登録説明員として委嘱される流れとなります。
その他
- 説明員としての活動には、日本骨髄バンクより活動費(2,000円/日)及び交通費が支払われます。
- 説明員としての活動時の事故等に備え、日本骨髄バンクで「ボランティア活動保険」に加入します。(自己負担無し)
骨髄バンクドナー登録説明員養成講座の開催について
(次回の開催時期は9月頃の予定です。詳細につきましては、8月頃こちらのHPで公開します。)