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令和4年度第1回 東京都麻しん・風しん対策会議

東京都麻しん・風しん対策会議提言

趣旨

東京都の麻しん・風しん対策について、令和5年1月17日火曜日、麻しん・風しん対策会議を実施し、麻しん風しん第2期定期接種率の向上及び風しんの追加的対策「風しん抗体検査・風しん第5期定期接種」の促進に関する議論を行った。「麻しんに関する特定感染症予防指針」と「風しんに関する特定感染症予防指針」に基づく麻しん風しん第2期定期接種率95%、及び風しん第5期定期接種対象者の令和7年3月末までの抗体保有率90%の達成に向け、各区市町村に対し、会議の議論内容等を踏まえた提言を行う。

提言

1 麻しん風しん 第1期・第2期 定期 接種率の向上を図ること。
2 風しんの追加的対策「風しん抗体検査・風しん第5期定期接種」の促進を図ること。

提言を踏まえた対応の例

1 麻しん風しん 第1期・第2期 定期 接種率の向上

(1) 接種勧奨手段

・区市町村での広報誌やホームページによる広報 、保育園・ 幼稚園から保護者へのチラシ配布、就学時健康診断でのポスターの掲示、SNSの活用、動画配信サイトを用いた啓発等、様々な媒体を組み合わせた情報発信の実施
・行政と医療機関が連携し、保護者へ予防接種モバイルサービスの登録を案内しスケジュール作成機能や接種忘れを防止するメール通知機能、予診票再発行機能等の活用を促進
・就学時健康診断に加えて、小学校入学予定者向け学校説明会等の機会を活用して保護者への啓発を実施
・麻しん風しん第1期・第2期定期接種を未接種の方に対する救済措置(事業)の実施

(2)接種勧奨時期・回数

・接種期限間近の1~2月を含む、年複数回の郵送や電話による個別通知を実施

(3)接種勧奨の機会

・1歳半健診や各種相談事業等の機会を用いた接種勧奨
・就学前教育施設(幼稚園・保育施設)や小学校に啓発チラシを配布し、麻しん風しんワクチンの期限内接種を促すとともに、打ちそびれた場合の任意接種公費負担制度がある場合は当該制度について周知

参考:厚生労働省啓発リーフレット 遅らせないで!子どもの予防接種と乳幼児健診

(4)転入出者への対応

・転入届を受け付けている部署から、予防接種を所管する部署の窓口または予診票を交付している保健所等を案内
・転入者のうち6歳以下の者については、転入月の翌月上旬に対象者を抽出し予防接種予診票交付の案内を実施
・転入者へ予防接種の接種歴を確認するお尋ねを個別送付し、回答に基づき接種が必要なワクチンについて予診票を個別送付

(5)外国籍の住民への対応

・翻訳機能のあるタブレット等の電子機器等の電子機器や予防接種モバイルサービス、予防接種リサーチセンターが提供している外国語の予防接種の手引きを活用
・予診票送付時、多言語で記載した予防接種スケジュール例を同封
参考:公益財団法人予防接種リサーチセンター 外国語版予防接種の案内と予診票のページ
 

なお、(3)~(5)については、麻しん風しん定期接種に限らず他の予防接種についても取り組みを進めていただきたい。

2 風しんの追加的対策「風しん抗体検査・風しん第5期定期接種」の促進

(1) 集団接種会場での啓発

 ・新型コロナウイルスワクチンの大規模接種(集団接種)会場等でポスター、リーフレットを用いた啓発をより多くの自治体で実施

(2)様々な機会を捉えた接種勧奨

会議資料

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お問い合わせ

このページの担当は 感染症対策部 防疫課 防疫担当 です。

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