インフルエンザの定期予防接種について
~流行前に早めの予防接種が有効です~
新型コロナワクチンを含む、異なる種類のワクチンを接種する際の接種間隔についてはこちら
季節性インフルエンザについて
こちらをご覧ください。
予防接種の効果
現行のインフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからない、というものではありません。しかし、インフルエンザの発病を予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。ワクチン接種を受けた高齢者は、死亡の危険が1/5に、入院の危険が約1/3から1/2にまで減少することが期待できるとされています。
インフルエンザワクチンは、ウイルスの活性を失わせて、免疫をつくるのに必要な成分を取り出し、病原性をなくした「不活化ワクチン」です。現行ワクチンの安全性はきわめて高いと評価されています。
定期予防接種の対象者
インフルエンザにかかると重症化しやすく、特に接種の意義が大きい方(以下の(1)~(3)のいずれかに該当する方)は定期予防接種の対象となっています。予防接種を希望する方は、お住まいの区市町村にお問い合わせください。
(1)65歳以上の方
(2)60~64歳で、心臓や腎臓、呼吸器の機能に障害があり身の回りの生活を極度に制限される方
(3)60~64歳で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり日常生活がほとんど不可能な方
皆様へのお願い
・インフルエンザワクチンは重症化予防などの効果がある一方で、発病を必ず防ぐわけではなく、接種時の体調などによって副反応が生じる場合があります。
医師と相談の上、接種いただくとともに、接種後に体調に異変が生じた場合は医療機関にご相談いただくようお願いします。
・感染予防策の基本である「手洗い、マスク着用、3密を避ける」等の徹底をお願いします。
・接種に当たっては、あらかじめ医療機関に予約をお願いします。
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外部リンク
お問い合わせ
このページの担当は 感染症対策部 防疫課 防疫担当 です。