「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」に関する展示 令和7年11月
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展示テーマ 『 薬剤耐性(AMR)対策推進月間』について
薬剤耐性(AMR : Antimicrobial Resistance)とは、感染症の原因となる細菌に抗菌薬・抗生物質が効かなくなることです。国は毎年11月を「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」として定め、薬剤耐性に関する全国的な普及啓発活動を推進しています。
薬剤耐性菌は世界中で問題となっており、何も対策を取らなければ、2050年にはAMR関連で年間1,000万人が死亡すると言われています。薬剤耐性菌を増やさないために、抗菌薬は医師の指示を守り、必要な時に適切な量を適切な期間、服用しましょう。また、日頃から正しい手洗いや咳エチケットなどの感染対策を行い、抗菌薬を必要とする機会を少なくすることも重要です。
抗菌薬は医療以外にも、畜産、水産、農産物などあらゆる領域で使われており、薬剤耐性菌は食品や環境などを介して人へうつることもあります。人も動物も環境も同じように健康であることが重要であり、分野を超えた連携による取組が進められています。
薬剤耐性(AMR)対策推進月間についての展示
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