正しく手を洗っていますか? -洗い残しはここだ!-
- 更新日
インフルエンザやノロウイルスなどの感染症や食中毒の予防には、正しい手洗いが大切です。洗い残し箇所に着目した、正しい手洗いのポイントをお教えします。
%:洗い残した人の割合
○福祉施設や病院、飲食店などの従業員の方と一般市民の方、合計1,412名を対象に調査した結果です。
ポイント1 手の甲、特に指先に洗い残しが多い!
洗い残した割合で色分けした手形(上図)を見ると、手の平側よりも手の甲側、特に指先で赤色やオレンジ色、黄色が多く、洗い残しが多いことがわかります。手を洗う時は、これらの部分を意識して、ていねいに洗いましょう。
ポイント2 利き手に洗い残しが多い!
利き手と利き手でない手の洗い残しを比べたグラフ(下図)を見ると、利き手側に洗い残しが多いことがわかります。利き手でない手は動きにくいので、利き手を洗いにくいためです。手を洗う時は、利き手をより入念に洗いましょう。
ポイント3 手肌のお手入れも大切!
手の皮膚が荒れている状態で手を洗った時の洗い残し状況(下図)を見ると、手荒れ部分に入り込んだ汚れが残っていることがわかります。手の汚れをきちんと落とすためには、正しい手洗いだけでなく、普段から手の皮膚をお手入れし、良好な状態に保つことも大切です。
<手荒れ箇所の洗い残し>
■ 正しい手洗いで、きちんと張ろう予防線!
手洗い手順を示したポスターは、こちらからダウンロードできます。(PDF:419KB)
洗い残し部位を示した手形ポスターは、こちらからダウンロードできます(PDF:1,985KB)
■こちらの情報は、多摩小平保健所で平成21年度と22年度の2年間に実施した「手洗いキャンペーン」の結果をまとめたものです。このキャンペーンには、福祉施設や病院、飲食店などの従業員の方と一般市民の方、合計1,412名にご参加いただきました。
東京動画で正しい手洗い方法の普及啓発動画をご視聴いただけます。
このページでは、PDFによる情報提供を行っております。PDFファイルによる入手が困難な場合は、下記担当へお問い合わせ下さい。