自殺予防~キーワードは「気づき」と「つながり」~
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自殺予防~キーワードは「気づき」と「つながり」~
自殺は、単にひとつの原因から起こるのではなく、健康問題や家庭問題、経済・生活問題など、さまざまな要因が複雑に絡み合う中で発生すると考えられています。多くの自殺は、個人の自由な意思や選択の結果ではなく、さまざまな悩みにより心理的に「追い込まれた末の死」といえます。自殺に及ぶ前には何らかのこころの病を抱えていた人が多いことが分かっています。
うつ病などのこころの病は依然として治らない、怖いという偏見があります。うつ病などを早期に発見し治療ができる体制を整え、自殺を予防する取り組みが始まっています。また、うつ病だけでなく、不眠、気分の落ち込みなどにも身近な人が気づき、悩みを抱える人を支援できる体制、地域のつながりを整えていこうとする取り組みもでてきました。
こころの不調や自殺のサインに気づいたら、相談機関に連絡相談したり、医療機関を受診したりすることが大切です。自殺は避けることができる死です。
保健所では、こころの健康や精神保健に関することについて、ご相談をお受けしています。ひとりで悩まずに、まずは保健師にご相談ください。
連絡先
東京都多摩府中保健所 保健対策課 地域保健担当
電話 042-362-2334(代表)
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このページの担当は 多摩府中保健所 保健対策課 地域保健第一・第二担当 です。
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