アルコール依存症について
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保健所には、アルコール依存症の当事者や家族の方が相談に見えます。
相談者の多くを家族がしめ、当事者の飲酒にふりまわされて体も心も憔悴し来所されます。
アルコール依存症は「当事者と家族の病気」です。当事者だけではなく家族の方も回復することが必要なのです。問題に気付いた方が、まずはご相談ください。
アルコール依存症の経過
酔いを楽しむことが習慣化し、徐々に飲酒のコントロールができなくなります。やがて生活や家族よりも飲酒が中心の生活になり、あらゆる場で人間関係が悪化します。
それでも「自分はアルコール依存症ではない。」と言われる方が多く、体調の悪化を自覚してやっと飲酒をやめようと試みますが、もはや当事者だけではどうにもならなくなっています。残念なことに、自暴自棄になる方もいます。一方、家族の協力や当事者自身の自覚で支援機関に助けを求めて、回復される方もいます。
相談機関の紹介
保健所
各保健所で、保健師や専門医相談(予約)による相談を行なっています。
まずは、電話でご相談ください。
- 東京都多摩府中保健所 保健対策課 地域保健担当
電話 042-362-2334(代表)
精神保健福祉センター
東京都には3ヶ所のセンターがあります。
- 東京都立多摩総合精神保健福祉センター
電話:042-371-5560
- 東京都立中部総合精神保健福祉センター
電話:03-3302-7711
- 東京都立精神保健福祉センター
電話:03-3844-2212
その他の機関
- 断酒会(公益社団法人 全日本断酒連盟)
電話:03-3863-1600
- AA(アルコホーリクス・アノニマス)
日本ゼネラルサービスオフィス
電話:03-3590-5377
関東甲信越セントラルオフィス
電話:03-5957-3506
- アラノン(Al-Anon)家族グループ
電話:045-642-8777
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