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エムポックスについて

※令和5年5月26日に「サル痘」から「エムポックス」に感染症法上の名称が変更されました。

東京都のエムポックスに対する検査・入院体制

 東京都は、都内保健所、医療機関と連携しながら、迅速な検査・入院治療体制を整えています。
 東京都健康安全研究センターでは、搬入された検体のPCR検査を実施します。
 患者等や接触者の発症時の受け入れについては、当面の間、特定感染症指定医療機関及び第一種感染症指定医療機関において、優先的に検討します。
 感染の不安がある方は、住んでいるところの保健所又は下記の医療機関にご相談ください。

エムポックスとは

  • エムポックスは、エムポックスウイルスによる感染症で、これまで中央アフリカから西アフリカにかけて流行していました。2022年5月以降、欧州や米国等で市中感染の拡大が確認されており、WHOは「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を7月23日に宣言しました。その後2023年5月11日にWHOは「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の終了宣言を発表しました。
  • 日本では感染症法上の四類感染症に指定されており、2023年1月以降も継続的に患者の発生がみられています。
  • エムポックスの潜伏期間は6~13日(最大5~21日)とされており、潜伏期間の後、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛などの症状が0~5日続き、発熱1~3日後に発疹が出現します。しかし、2022年以降の流行では、発熱、頭痛、リンパ節腫脹などの前駆症状が必ずしも認められない事例も報告されています。
  • 多くの場合発症から2~4週間症状が持続し自然軽快するものの、小児例や、あるいは接触の程度、患者の健康状態、合併症などにより重症化することがあります。痛みが強い場合など症状に応じて緩和する治療を行うことがあります。
  • 自分ではエムポックスかどうか判断することはできませんので、感染が疑われる症状があれば、直ちに医師の診察を受けてください。まずは、かかりつけ医に相談してください。かかりつけ医がいない場合は、下記の都内で相談ができる医療機関を参考にするか、住んでいるところの保健所に相談してください。
  • 医師が必要と判断すれば検査を受けることになります。検査をして陽性と分かると診断がつきます。

エムポックスはどのような病気ですか?

  • エムポックスはウイルスによって感染する病気です。
  • 一般的には発熱や発疹(ほっしん)、リンパ節の腫れ等の症状がみられますが、多くの場合、数週間で自然に治ります。痛みが強い場合など、症状に応じて緩和する治療を行うことがあります。
  • 発疹がかさぶたとなり、全てのかさぶたが剥がれ落ちてなくなるまで(概ね21日間程度)は周囲のヒトや動物に感染させる可能性があります。

どのような症状に注意すればよいですか?

  • 発疹は顔面や手足に多く出現し、だんだん膨れ上がって水ぶくれ、かさぶたとなります。しかし2022年以降の流行では、発疹が性器・肛門周囲や口腔などに集中しており、全身の発疹がみられないことがあります。また、異なる段階の発疹が同時に見られる場合があります。体の部位に関係なく、発疹や水ぶくれなどがないかどうか注意してください。
  • 発疹が出る前に発熱やリンパ節腫脹などの症状が出ることもありますが、2022年以降の流行では、急に発疹が出てくる場合もあります。
  • 水ぼうそうなどの他の発疹を生じる病気との区別が難しいことがあります。

エムポックスはどのように感染するのですか?

  • 主に感染した人や動物の皮膚の病変・体液、血液に触れた場合(性的接触を含む。)、患者と近くで対面し、長時間の飛まつにさらされた場合、患者が使用した寝具等に触れた場合等により感染します。 

  (具体例)

  • エムポックスに感染している人の発疹、水ぶくれ、かさぶたに直接触れる
  • エムポックスに感染している人の使用したもの、布地(衣服、寝具、タオル)、ドアノブやデスクなどに触れる
  • エムポックスに感染している人のせきやくしゃみなど、唾液がかかる

エムポックスを疑う症状があった場合はどうすればよいですか?

  • エムポックスを疑う症状が見られた場合、かかりつけ医に相談してください。かかりつけ医がいない場合は、下記の都内で相談ができる医療機関を参考にするか、住んでいるところの保健所に相談してください。
  • 受診の際は、自家用車など他人との接触をなるべく避けられる交通手段を用いるか、やむを得ず公共交通機関を利用する場合は、マスクの着用や発疹部位をガーゼなどでおおう等の対策をしてください。また、比較的空いている時間帯やスペースを選ぶなど、他人との接触を避けるよう行動しましょう。

  都内で相談ができる医療機関については下記をご参照ください。
      

 ※保健所に相談する場合
 ・相談は匿名で受けることができます。
  受診調整が必要な場合、個人情報を尋ねることがあります。
  守秘義務のため、相談した内容はプライバシー保護され、
  外部に漏れることはありませんのでご安心ください。
 ・相談の際は、「エムポックスの感染を心配している」ことをお伝えください。
 ・症状(いつから、どこに、何があるか)についてお伝えください。
  例:3日前からおしりにぶつぶつ発疹が出てきた、など。
 ・エムポックスが疑われるか検討するため、感染が疑われる機会などの話を
  聴くことがあります。
  都内の保健所については下記をご参照ください。

都内で相談ができる医療機関

エムポックスの相談ができる医療機関リスト(2023年4月時点)
※注意事項
・受診の前に、電話をかけて「エムポックスの感染を心配している」ことを伝えてください。
・どのように受診したらよいか(曜日・時間・受診する際の注意点など)おたずねください。
・必ず受診予約の上、受診してください。また、紹介状がない場合には受診時に選定医療費がかかります。

都立病院
病院名住所電話番号
東京都立広尾病院東京都渋谷区恵比寿2-34-10

03-3444-1181

東京都立駒込病院東京都文京区本駒込3-18-2203-3823-2101
東京都立豊島病院東京都板橋区栄町33-103-5375-1234
東京都立荏原病院東京都大田区東雪谷4-5-1003-5734-8000
東京都立墨東病院東京都墨田区江東橋4-23-1503-3633-6151
東京都立多摩総合医療センター東京都府中市武蔵台2-8-29042-323-5111
東京都立小児総合医療センター東京都府中市武蔵台2-8-29042-300-5111
東京都立松沢病院東京都世田谷区上北沢2-1-103-3303-7211

都立病院以外
病院名住所電話番号
慶応義塾大学病院東京都新宿区信濃町3503-3353-1211
聖路加国際病院東京都中央区明石町9-103-3541-5151
東京大学医科学研究所附属病院東京都港区白金台4-6-103-3443-8111

都内の保健所

都内の保健所
保健所名住所電話番号
千代田保健所千代田区九段北1-2-1403-5211-8161
中央区保健所中央区明石町12-103-3541-5936
みなと保健所港区三田1-4-1003-6400-0050
新宿区保健所新宿区新宿5-18-2103-3209-1111
文京保健所文京区春日1-16-2103-5803-1223
台東保健所台東区東上野4-22-803-3847-9401
墨田区保健所墨田区吾妻橋1-23-2003-5608-1111
江東区保健所江東区東陽2-1-103-3647-5906
品川区保健所品川区広町2-1-3603-5742-9153
目黒区保健所目黒区上目黒2-19-1503-5722-9586
大田区保健所大田区蒲田5-13-1403-5744-1263
世田谷保健所世田谷区世田谷4-24-103-5432-2432
渋谷区保健所渋谷区宇田川町1-103-3463-1211
中野区保健所中野区中野2-17-403-3382-6661
杉並保健所杉並区荻窪5-20-103-3391-1025
池袋保健所豊島区東池袋4-42-1603-3987-4172
北区保健所北区東十条2-7-303-3919-3101
荒川区保健所荒川区荒川2-11-103-3802-4243
板橋区保健所板橋区大山東町32-1503-3579-2321
練馬区保健所練馬区豊玉北6-12-103-5984-1017
足立保健所足立区中央本町1-5-303-3880-5372
葛飾区保健所葛飾区青戸4-15-1403-3602-1274
江戸川保健所江戸川区中央4-24-1903-5661-2464
八王子市保健所

八王子市明神町3-19-2 東京都八王子合同庁舎5階

042-645-5111
町田市保健所町田市森野2-2-22 7階042-724-4241
西多摩保健所青梅市東青梅1-167-15 0428-22-6141
南多摩保健所多摩市永山2-1-5042-371-7661
多摩立川保健所立川市柴崎町2-21-19 東京都立川福祉保健庁舎内042-524-5171
多摩府中保健所府中市宮西町1-26-1 東京都府中合同庁舎内042-362-2334
多摩小平保健所

小平市花小金井1-31-24

042-450-3111
島しょ保健所新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス24階 郵便私書箱7028号03-5324-6532

東京都サル痘連絡会議

令和4年7月26日開催

関連情報

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。国立国際医療研究センター(サル痘(Mpox) 啓発資材)

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。厚生労働省(エムポックスについて)

※通知・リーフレット等は厚生労働省ホームページに掲載されています。

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。国立感染症研究所(エムポックス患者とエムポックス疑い例への感染予防策)

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。東京都健康安全研究センター(エムポックス(サル痘)の世界的流行について)

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。特定非営利活動法人ぷれいす東京(MPOX GUIDE BOOK)

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お問い合わせ

このページの担当は 保健医療局感染症対策部防疫課 です。

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