重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
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病原体
SFTSウイルス
関係する動物
犬、猫、野生動物
感染経路
ウイルスを保有しているマダニに直接咬まれること、もしくは、マダニに咬まれて感染した動物(野生、屋外で飼育されている動物)の体液などにより感染します。
動物の症状
発熱、白血球減少症、血小板減少症、食欲消失等の症状が認められます。
人の症状
主な症状は発熱と消化器症状(おう吐、下痢など)が中心で、倦怠感、リンパ節のはれ、出血症状なども見られます。致死率は6%から30%といわれています。
予防法
マダニに咬まれないようにすることが大切です。草むらや山など、マダニが生息する場所に行く場合は、肌の露出を少なくすることが大切です。飼養動物との過剰なふれあいや野生動物との接触も避けましょう。
飼養動物にはマダニの駆除剤や忌避剤を定期的に使用し、体調不良の際は直ちに動物病院を受診しましょう。
【参考ページ】
記事ID:115-001-20240726-009795