エキノコックス症

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病原体

エキノコックス属条虫

関係する動物

キツネ、犬、まれに猫、野ネズミ

感染経路

感染したキツネや犬等のフンに排泄される 虫卵 (ちゅうらん)が、水や食物を介して人の口から入る(犬は中間 宿主 (しゅくしゅ)の野ネズミを食べることで感染する)。

動物の症状

キツネ、犬ではほとんど無症状。

人の症状

  • 感染初期(約10年以内)は無症状。
  • 進行すると、肝腫大、腹痛、黄疸、肝機能障害等が現れる。

予防法

  • 流行地(国内では北海道)では感染源となるキツネ、犬等に接触しないようにし、 虫卵 (ちゅうらん)に汚染されている可能性のある 沢水 (さわみず)、飲食物の摂取を避ける。
  • 飼い犬が野ネズミを食べないように注意する。

犬の登録と毎年度1回の狂犬病予防注射は飼い主の義務です

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記事ID:115-001-20240726-009793