インフルエンザにかからない、うつさない。
インフルエンザの感染経路と予防策
インフルエンザの感染経路は、飛沫感染と接触感染です
インフルエンザは、飛沫感染(感染した人の咳、くしゃみ、つばなどの飛沫とともに放出されたウイルスを吸入すること)、接触感染(飛沫に触った手などを介して体内に取り込むこと)によって感染します。
感染を防ぐため、正しい手洗い、咳エチケット、感染した場合のマスクの着用を徹底しましょう。
こまめに手を洗いましょう
- ①から⑥で30秒が目安です。
- 手が洗えない場合、手指消毒用アルコール製剤(エタノール等を60~80%程度含むもの)による消毒も効果があります。
咳エチケットを心がけましょう
- 咳などの症状があるときはマスクを着用しましょう。
- 咳やくしゃみをするときはティッシュなどで口と鼻をおおい、周りの人から顔を背けましょう。とっさの場合は手でなく袖や上着の内側でおおいましょう。
正しいマスクの着用方法
- マスクは正しく着脱しなければ効果を発揮しません。以下の点に注意して着脱しましょう。
≪マスクの付け方≫
①口と鼻の両方を確実におおう。
②ゴムひもを耳にかける。
③鼻の部分に隙間ができたり、あごの部分が出たりしないようマスクを調節する。
≪マスクの外し方≫
マスク表面にはウイルスが付着している可能性があるので触らずに、ゴムひものみを持って外す。
水分と栄養を取って無理せず休みましょう
- インフルエンザにかかった場合は、水分と栄養を取って安静に過ごし、不要不急の外出は控えましょう。
- インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間、また、解熱後もウイルスを排出すると言われており、他の人にうつす可能性があります。
重症化予防のためには、ワクチンも有効です
詳しくは、かかりつけ医にご相談ください。
インフルエンザかも?と思ったら
こんな症状があれば、感染を疑いましょう
- インフルエンザに感染すると、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、体がだるいなどの症状が急に現れます。
- また、普通のかぜと同じように、のどの痛み、鼻みず、咳などの症状も見られます。
- もしインフルエンザの症状があるときは、マスクをつけて早めに医療機関に行きましょう。
受診の手順
- 感染拡大防止のため、直接行く前に必ず電話で症状を伝え、受診方法を確認しましょう。
- 医療機関を受診する時はマスクを着用し、手指の消毒を徹底してください。
- 土日祝日や夜間に体調が悪くなることを想定し、事前に地域の医療機関を調べておきましょう。
受診方法は、こちらをご覧ください
新型インフルエンザにも注意しましょう
- 新型インフルエンザは、毎年流行を繰り返す季節性インフルエンザと違い、ほとんどの人は、免疫を持っていません。そのため人から人へ感染しやすく、流行するおそれがあります。
- 日本では、2009年(平成21年)以降発生していませんが、新型インフルエンザが発生した場合は、相談先や注意事項などを都や区市町村のホームページ等でお知らせします。
- 新型インフルエンザの発生に備えて
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