妊孕性温存治療とはどんな治療ですか?
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がん治療の進歩により、がんの治療成績が改善するにつれ、治療後の生活の質を向上することの重要性が認識されるようになってきました。がん治療として行う、手術や薬物療法、放射線治療などにより、妊孕性の機能が低下してしまい、治療後に子供を授かることが難しくなる場合があります。
近年、不妊治療の技術を応用して、治療後の妊娠・出産の機能を治療前に残す「妊孕性温存」という方法が普及してきました。妊孕性温存治療とは、がん治療の前に、卵子や精子、受精卵、卵巣凍結を行い、がん治療後にこれらを用いて妊娠・出産を目指す治療法です。
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記事ID:115-001-20240926-010443