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エアゾル剤の定義

エアゾル剤の定義は?

A:

煙や霧のように気体の中に多数の微粒子が浮遊している状態のことをエアゾル状態といいます。

内容成分を微粒子として空気中に噴霧し、エアゾル状態をつくるものが、エアゾル剤です。

一般的には、「液化ガスあるいは圧縮ガス(噴射剤)と使用目的とする液体を、弁を持つ容器に封入し、ガスの力によって使用目的の液体を弁から放出させる構造にしたもの」注1)を指しますが、最近はムーススプレーのように、泡状のものを放出するタイプや、パウダースプレーのように粉末を放出するタイプもあります。

「有害物質を含有する家庭用品に関する法律」の解釈注2)では、噴射剤の有無にかかわらず、使用時にその内容成分が噴霧され、エアゾル状態となる製品と定義されています。

この場合は、アイロンかけに使用する霧吹きのような構造のものもエアゾル製品になります。

また、ムーススプレーは、一般的にはエアゾル剤に該当しますが、本法律では、規制対象外です。

注1)エアゾールの手引き  東洋エアゾール工業株式会社
注2)家庭用エアゾル製品の定義について
   厚生省環境衛生局家庭用品安全対策室長通知 昭和57年3月24日 環家第7号

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