食生活改善のためのヒント
- 更新日
食生活改善のためのヒント
毎日を元気に過ごすために、日々の食事はとても大切です。
このページでは、健康的な食生活を送るためのポイントを紹介しています。
ぜひ、ご参考にしてください。
主食・主菜・副菜をそろえましょう!
毎日の食事で、主食・主菜・副菜を組み合わせて食べることで、からだに必要な栄養素をバランスよくとることができます。
野菜をあともう一皿!
成人が1日に必要な野菜の摂取量は350グラムですが、都民の1日当たりの野菜類の平均摂取量は約300グラムと、必要な量に達していません。野菜と果物の摂取不足は、がんになるリスクを高めます。あともう1皿野菜料理を追加しましょう。
多摩府中保健所では、保育所・学校・保健センター・地域で活動する栄養士とともに、「給食のプロが作った野菜レシピ365日」を作成しました。簡単にできるレシピや、野菜が苦手な人や子どもにも食べやすいレシピなどをたくさん紹介しています。野菜料理に困ったときは、ぜひご活用ください。
給食のプロが作った野菜レシピ365日は こちらから
おいしく減塩!
日本人の食事摂取基準(2025年版)によると、20歳以上の人の食塩の1日当たりの目標量は、女性6.5グラム未満、男性7.5グラム未満です。しかし、都民の1日当たりの食塩の平均摂取量は、女性9.2グラム、男性10.7グラムと目標量よりも多い状態です。
酢やかんきつ類の酸味・香辛料・香味野菜や減塩調味料を活用して、おいしく減塩しましょう。また、麺類の汁を残したり、汁物は具だくさんにしたりすることも、減塩につながります。
果物も食べましょう!
健康日本21(第三次)では、大人の1日当たりの果物の摂取目標量は200グラムとされています。しかし、都民の1日当たりの平均摂取量は90.7グラムと必要な量の半分以下にとどまっています。
果物には、ビタミンCやカリウム、食物繊維が豊富に含まれており、十分に摂取することで、生活習慣病の予防や健康寿命を延ばすことにもつながります。まずは果物を日々の食事に取り入れることから始め、1日200グラムを目指しましょう。市販のカットフルーツや、果肉入りヨーグルトなどを活用してもよいでしょう。
牛乳・乳製品をプラスしましょう!
年代別に見ると、30歳代の牛乳・乳製品等の乳類の摂取量が少ない状況です。
カルシウムやたんぱく質を含む牛乳・乳製品を、毎日の食事にプラスしましょう。