中食を通じた健康づくりの推進
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フレイルとは、高齢者が加齢や病気により、心身・生活・社会的の3つの機能が徐々に低下して要介護状態に近づくことです。
高齢化が進展している中、いつまでも健康でいきいきと生活するためには、栄養バランスの良い食事を心がけ、フレイルを予防することが重要です。
フレイルの予防に役立つ食事の工夫についてご紹介します。
10食品群を意識して食品や食材を選択
フレイルを予防するためには、低栄養にならないことが重要です。そのためには、栄養バランスの整った食事をとることが大切です。
いろいろな食品・食材をまんべんなく食べるために、「10食品群」を意識してみましょう。
「10食品群」とは?
肉、魚介類、卵、牛乳・乳製品、大豆・大豆製品、緑黄色野菜、海藻類、果物、いも、油脂のこと。
これらの食品群をまんべんなく食べることで、フレイル予防に役立つ「たんぱく質」や「ビタミン類」等の栄養素をとることができます。
1日の食事で、7種類以上の食品群を揃えるようにすることで、栄養のバランスがよくなります。
東京をおいしく元気に。
「中食を通じた健康づくりの推進」では、東京都と食を通じた健康づくりに積極的に取り組んでいる株式会社ファミリーマートが共同し、都内の約2400店舗で実施します。
第一弾 令和元年10月29日から11月11日まで(弁当販売は11月25日まで)(終了しました。)
第二弾 令和2年3月17日から3月30日まで(弁当販売は4月13日まで)
取組を紹介するポスターを店内に掲示しています。
取組内容
(1)ファミリーマート店内の弁当や総菜コーナーの商品棚の価格カードに、商品に使われている10食品群を表示します(20種類)。
いろいろな食品を組み合わせて食べる際に、ご活用ください。
ファミリーマートの店内でチェック!
まんべんなく食材をとることで、栄養バランスもよくなります。
(2)リーフレットの配布
フレイルについて知ってもらうことを目的に作成したリーフレット「東京をおいしく元気に。」を店内で配布します。フレイル予防のための食事の工夫点などをコンパクトにまとめたリーフレットです。簡単フレイルチェックも掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
リーフレット「東京をおいしく元気に。」(PDF:1,230KB)
(3)1品で栄養バランスが整ったお弁当の販売
ファミリーマートが取組に合わせて開発したお弁当を販売します。主食・主菜・副菜が1品で揃った、栄養バランスのよいお弁当です。
厚焼き卵や焼鮭など食べ慣れたおかずが揃い、フレイル予防に役立つ「たんぱく質」をとることができるお弁当です。
10食品群のうち7食品群が揃っています。