在宅看護論
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在宅看護論は、地域で生活しながら療養する人々、あるいは障害をもちながら生活する人々と家族を理解し、在宅療養における看護の基本を学習します。
講義名 | 主に学ぶ内容 | 時間 |
在宅看護概論 | 在宅看護概念と変遷および在宅看護の対象と看護師の役割 | 15 |
在宅療養者の健康状態に応じた看護 | 在宅で療養する対象に応じた看護と家族の看護 | 30 |
在宅看護技術 | 療養する対象のアセスメントと訪問看護の基本技術 | 30 |
在宅看護過程 | 在宅で療養する対象に応じた看護 (事例展開) |
30 |
在宅看護論の校内実習
最初に、生活の場における在宅看護をイメ-ジし、訪問時のマナ-について学習します。
こんにちは。今日、お世話させていただく学生です。
つぎに、在宅で健康障害をもちながら療養している人の健康段階を踏まえて、緻密な観察力・的確な判断力と援助に必要な日常生活援助・医療処置援助の方法・技術を学習します。
また、在宅(一般家庭)という制約の中で、物品の工夫や方法を、学生と一緒に考えて実施していきます。 和式布団の上での洗髪(髪を洗うこと)も、使用する物品の作成から行います。
お昼の栄養剤の前に、痰を取らせていただきますね。
そして、医療処置的な技術は、訪問する家庭に近い形を想定して実践しています。
最終段階では、経管栄養(鼻や胃に直接入っている管から栄養を入れる)や気管内吸引(気道に詰まっている痰を機械で吸い取る)を必要とする療養者とご家族に対して、必要な看護を実践していきます。
在宅看護論の学内講義
自宅にある物品を活用して、自宅療養されている人への日常生活援助を行う演習です。
自宅療養では病院とは違い、医療物資が限られているため様々な発想と工夫が必要です。
どの物品が使えそうか試行錯誤中です