臨床工学技士
生命維持管理装置の操作や保守を行います
根拠法
臨床工学技士法
業務内容
臨床工学技士は生命維持管理装置の操作及び保守点検を行います。生命維持管理装置とは、人の呼吸、循環又は代謝の機能の一部を代替し、又は補助することが目的とされている装置のことです。
沿革
近年の医療機器は、目覚しい進歩をとげ医療の重要な一翼を担うようになりました。特に、人工呼吸器、人工心肺装置、血液浄化装置等、人の呼吸、循環、代謝の機能を代替又は補助するために使用する生命維持管理装置は、大きな役割を持っています。しかし、時代とともにより高度かつ複雑なものになっていく生命維持管理装置の操作及び保守点検には、医学的知識ばかりでなく工学的知識も必要です。このため、医学的知識と工学的知識を併せ持つ資格を定めるものとして、昭和62年に「臨床工学技士法」が制定されました。この法律では、法文中に他の医療関係職種との連携に関する条項が、初めて設けられました。
資格取得の方法
- 高校卒業後、学校又は養成所(3年以上)に進学、卒業後国家試験に合格すると、厚生労働大臣から免許が与えられます。
- 大学等で所定の科目を修めた後(2年以上)、学校又は養成所(1年以上)に進学、卒業後国家試験に合格すると、厚生労働大臣から免許が与えられます。
- 大学等で所定の科目を修めた後(1年以上)、学校又は養成所(2年以上)に進学、卒業後国家試験に合格すると、厚生労働大臣から免許が与えられます。
- 大学等において指定する科目を修め、卒業後国家試験に合格すると、厚生労働大臣から免許が与えられます。
国家試験の内容
関係団体へのリンク
お問い合わせ
このページの担当は 医療政策部 医療人材課 免許担当(03-5320-4434) です。