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令和7年度 医療機関におけるAI技術活用促進事業

更新日

標記補助事業につきまして、下記のとおり実施いたしますので、各医療機関におかれましては、本事業の活用について御検討いただけますようお願いいたします。

概要

事業目的

 この事業は、医療機関におけるAI技術の活用を支援することで、医療従事者の業務負担を軽減し、専門業務に注力可能な環境を整備するとともに、患者の待ち時間の短縮等、医療の質・患者サービスを向上させることを目的としています。

補助対象者

 東京都内における200床未満の病院の開設者(病床配分決定を受け、新規に200床未満の病院を開設する者を含む。)又は有床診療所の開設者(病床配分決定を受け、新規に有床診療所を開設する者を含む。)であって、東京都知事が適当と認める者
 ただし、国、地方公共団体、地方独立行政法人、特定地方独立行政法人、独立行政法人、特定独立行政法人、国立大学法人及び本補助金の交付を受けたことがある医療機関(ただし、200床未満の病院であって、事業期間が2か年にわたる事業計画に基づき、2か年目に交付申請をする病院は除く。)は対象となりません。

対象経費

 1 AI問診の導入に係る費用
 2 電子カルテ等へのAIによる音声自動入力の導入に係る費用
 3 AI通訳機など多言語対応のため必要な機器やシステムの導入に係る費用
 4 その他AI技術を活用したシステム等の導入で、知事が適当と認めるものに係る費用
  なお、1から4までに関連するライセンス料・システム使用料等については、補助事業年度内に発生するものは対象となります。
 5 1から4までに関連する電子機器の導入に係る費用
 6 上記1から4までを、既存の電子カルテシステム等と連携させるための改修に係る費用
 7 病院全体の業務改善を行うため、 1から4までの取組の実施と合わせて活用するコンサルティング

交付額の算定方法

(1)基準額
   10,000,000円
   なお、コンサルティングを実施する場合は、20,000,000円となります。
(2)補助率
   1/2

補助条件

 事業の効果検証のため、AI技術を導入した効果の報告など、東京都から依頼があった場合は協力すること。

申請について

提出書類

様式は、jグランツ上でも掲載しています。計画内容により提出書類が異なりますのでご注意ください。

〇単年度計画

(参考)医療機関におけるAI技術活用促進事業補助金に係る交付申請書(別記第1号様式)

※医療機関におけるAI技術活用促進事業補助金に係る交付申請書(別記第1号様式)は、jグランツのフォームに直接入力いただくため、様式の提出は不要です。

医療機関におけるAI技術活用促進事業計画書(別記第1号様式 別紙1)(病院用)

医療機関におけるAI技術活用促進事業計画書(別記第1号様式 別紙1)(診療所用)

経費所要額調(別記第1号様式 別紙2)

歳入歳出予算書(見込書)抄本(当該補助事業の支出予定額が記載されているもの)

その他参考となる資料(見積書及びカタログの写し等)

※医療機関におけるAI技術活用促進事業計画書(別記第1号様式 別紙1)は、病院用と診療所用で分かれています。

〇2か年計画

(1)2か年にわたる事業計画で、事業が年度ごとに分けられる場合は、単年度計画と同じ書類をご提出ください。

(2)2か年にわたる事業計画で、初年度の事業が年度をまたぐ場合は、下記書類の提出が必要となります。

・医療機関におけるAI技術活用促進事業に係る事業計画書(任意様式可。手引きp.38以降で参考様式をお示ししています。)

・その他参考となる資料(見積書及びカタログの写し等)

(3)2か年にわたる事業計画で、初年度の実績がない場合は、Jグランツではなく、紙ベース(1部)で事業計画書をご提出ください。

・医療機関におけるAI技術活用促進事業に係る事業計画書の提出について(任意様式可。手引きp.37で参考様式をお示ししています。)

・医療機関におけるAI技術活用促進事業に係る事業計画書(任意様式可。手引きp.38以降で参考様式をお示ししています。)

・その他参考となる資料(見積書及びカタログの写し等)

・印鑑証明書

※ レターパックや書留等、配達の記録が残る郵便により発送してください。

提出期限等

 デジタル庁が運営する補助金の電子申請システムである「jグランツ」上で提出してください。
 ※jグランツを利用するためには、gビズプライムアカウントの取得が必要です。
 (他の補助金の申請のためアカウントを既にお持ちの場合は、同じアカウントを使用できます。)

   (1) 提出方法

 〇単年度計画

 申請用URL:https://www.jgrants-portal.go.jp/subsidy/a0WJ200000CDIvKMAX

 〇2か年計画で事業が年度ごとに分けられる場合

 申請用URL:https://www.jgrants-portal.go.jp/subsidy/a0WJ200000CDIvKMAX

 〇2か年にわたる事業計画で、初年度の事業が年度をまたぐ場合

 申請用URL:https://www.jgrants-portal.go.jp/subsidy/a0WJ2000008BSKLMA4


 (2) 提出期限

  第1回 令和7年6月30日(月曜日)

  第2回 令和7年9月30日(火曜日)

令和7年度医療機関におけるAI技術活用促進事業補助金申請の手引き

※申請に当たっては、「手引き」を必ず御確認ください。

要綱

医療機関におけるAI技術活用促進事業実施要綱

医療機関におけるAI技術活用促進事業補助金交付要綱

注意事項

(1)交付決定については、交付申請の内容等を審査の上、決定します。申請しても採択されない場合がありますので御留意ください。
(2)補助事業の実施期間は、原則として、補助金の交付決定の日から令和8年3月31日までに事業に着手及び完了した事業で、補助対象経費が支払い済みの事業を対象としますが、これによりがたい場合は、都担当者に御相談ください。
 200床未満の病院については、事業期間が2か年にわたる事業計画も可能としますが、事業期間が2か年にわたる場合は、1年目に2年目の事業計画も含めた全体の事業計画について、東京都に提出する必要があります。
 なお、次年度の補助金の交付を保証するものではありません。次年度に改めて交付申請を提出する必要がありますので、御注意ください。
(3) 補助金の支払いは、補助事業完了後、「 医療機関におけるAI技術活用促進事業補助金に係る事業実績報告書(別記第2号様式)」等を提出していただき、補助金額が確定された後になります。
(4) 補助事業完了後、補助を行った事業者や導入事例等を保健医療局ホームページに公表しますので、あらかじめご了承ください。
(5) 内示又は交付決定の時期:第1回(令和7年6月30日)までに提出された交付申請については令和7年8月以降を予定しています。第2回(令和7年9月30日)までに提出された交付申請については同年11月以降を予定しています。

記事ID:115-001-20240926-012428