輸入のレモンやグレープフルーツに防かび剤が大量に使われていると聞きましたが、体に悪い影響はないのでしょうか?【食品安全FAQ】
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- 表示などで防かび剤使用の有無を確認できるのですか?
- よく洗えば防かび剤は落ちるのでしょうか?
回答
- 輸入されるかんきつ類等には防かび剤が用いられることがあります。ただし、健康に影響を及ぼさないよう、使用基準が定められています。
- 使用基準を守ったかんきつ類についている防かび剤の量は、健康に影響を及ぼすような量ではありません。
詳細
かんきつ類等に使用される防かび剤は、食品衛生法に基づき、使用できる食品や最大残存量などの基準が定められています。
東京都は、輸入かんきつ類等に残留する防かび剤の検査を実施し、安全性を確認しています。
- 防かび剤を使用した場合は、包装にその旨を表示する義務があります。具体的には、「防かび剤(オルトフェニルフェノール)」などのように、使用した物質の名称とあわせて用途名(防かび剤又は防ばい剤)が併記されます。店頭でばら売りする場合には、品名札や陳列台等に表示されます。
- 防かび剤は、主に果皮に残存します。防かび剤の種類によっては、よく水洗いしたり、ゆでこぼすことで残存量を減少させることができますが、気になる場合は皮をむいて食べましょう。
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記事ID:115-001-20240726-006056