検査情報フィードバック
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安全な食肉を提供するために、検査所では、病気の牛や豚などを発見した場合は廃棄するなどして、食肉として流通しないように検査を行っています。同時に、牛や豚を育てる生産者は、健康な家畜を生産して出荷することが重要であると考えられます。
検査所が行う「検査情報フィードバック」とは、と畜検査で発見された病気等の情報を牛や豚の生産者等に提供することにより、健康な家畜の生産に役立ててもらうものです。
食肉衛生検査システムの導入
平成21年4月から、と畜検査等の検査結果を現場からオンラインで収集するシステムを導入しました。これにより、検査結果を速やかに生産者、出荷者に提供することができるようになりました。
検査情報フィードバックの方法
1頭ごとの検査結果は、検査申請者である東京食肉市場株式会社(荷受会社)を通じて、生産者、出荷者に提供します。
また、希望する生産者等に対しては、生産者ごとの検査結果のまとめ(統計情報)としても提供しています。
提供する検査情報の内容
検査情報は食肉処理される個体ごとのと畜検査の結果です。
- どのような病気が発見されたのか、どのような症状であったのか
- 検査の結果どのような措置(全部廃棄、一部廃棄など)となったのか
- どの臓器が廃棄されたのか
検査情報の取扱いについて
各個体の検査情報は、当該獣畜の生産者、出荷者のみに提供するものであり、他の方に提供したり公開することはありません。