第31回東京都監察医務院公開講座の開催
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東京都監察医務院は、東京都23区において死因がわからず急に亡くなられた方々や事故などで亡くなられた方々の検案、解剖を行い、その死因を明らかにしています。近年、救急搬送件数や死亡事例が増加傾向にある熱中症について、都民向けの公開講座を開催いたします。皆様のご参加をお待ちしています。
日時
令和7年11月19日(水曜日)
開場時間 午後1時
開演時間 午後1時30分
場所
南大塚地域文化創造館・南大塚ホール
(豊島区南大塚二丁目36番1号)
最寄り駅:JR山手線「大塚駅」より徒歩5分
定員
250名(先着順)
入場無料・申込不要
内容
講演
時間:午後1時30分から午後3時
熱中症の基礎知識と予防のポイント
近年、日本の夏はかつてないほどの猛暑に見舞われており、それに伴い、熱中症による救急搬送件数や死亡事例が増加傾向にあります。東京都監察医務院のデータでも、熱中症が原因である死亡事例が増加傾向にあります。
熱中症とはどのような病態なのか、どのような仕組みで発症するのかといった基本的な知識から、症状の進行、診断・治療の概要、そして日常生活で実践できる予防策までを、医学的な視点を交えながらわかりやすく解説いたします。
東京23区における熱中症死亡事例の傾向と生活環境
ご紹介した熱中症の基礎知識をふまえ、東京都監察医務院で実際に取り扱った熱中症による死亡事例のデータをもとに、東京23区における症例の傾向や特徴についてご説明いたします。特に、エアコンの設置状況や使用の有無といった生活環境が、熱中症の発症や重症化にどのように関係しているのかを具体的に分析し、日常生活の中でどのような点に注意すべきかなどについて症例を交えてお伝えいたします。
注意事項
※パネル展示は実施いたしません。
駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。
お問い合わせ先
〒112‐0012
東京都文京区大塚四丁目21番18号
東京都監察医務院 事務室 庶務担当
電話:03‐3944‐1481