食品添加物を含む食品を長い期間食べ続けても大丈夫なのですか?【食品安全FAQ】
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- 安全性はどのように確かめられているのですか?
回答
- 食品添加物は、長期間食べた場合の影響も含めて安全性試験が行われ、その結果をもとに、使用目的、使用できる食品、使用量及び使用方法が制限されています。
- この制限が守られている食品しか販売することはできません。そのため、長い期間食べ続けても健康に影響はありません。
詳細
食品添加物は、専門家で構成される食品安全委員会で安全性が評価されます。その結果、問題がないとされたものを厚生労働大臣が食品添加物に指定し、使用基準を定めます。安全性については、動物に食品添加物を与える実験を行い、発がん性試験を含む多くの試験結果に基づいて、「人が一生毎日食べ続けても影響ない量(ADI(※))」を設定しています。
また、食品安全委員会の評価を経たもののほかに、長年の食生活から食品添加物として使用が認められているものもあります。これらの添加物を既存添加物といいます。既存添加物についても安全性試験が継続して行われています。
※ADI・・人が一生涯にわたって毎日摂取し続けても、健康への悪影響がないと考えられる1日当たりの物質の摂取量
参考ホームページ
記事ID:115-001-20240726-006075