学校生活最新情報(令和6年度)
1年生が初めての「看護の基礎実習1」を行いました。
広尾看護専門学校では1年生が、7月29日から31日まで「看護の基礎実習1」を行いました。
例年は9月に実施していましたが、世田谷の仮校舎への移転のため、今年度は7月に行いました。実習場所のひとつでもある、敷地内の都立広尾病院に、学校から直接向かう最後の実習となりました。
目的は、看護の対象となる人の取り巻く環境と看護活動を知ること、対象となる人の生活の場について理解を深めることです。初日は、実習先病院の看護師の案内で院内の様々な部署を見学し、それぞれの部署や職種などをわかりやすく説明していただき、病院の機能と役割の実際を知りました。2日目は、病床環境の観察と病棟看護師のジョブシャドウ、3日目は、患者さんとのコミュニケーションを行いました。
実習後の学びの発表では、看護師は「患者が生活するすべての人的、物的環境を捉える視点が必要」「心身ともに患者の回復を促進させること」、また、患者さんとのコミュニケーションでは、「その人の個別性を重視すること」が理解できました。最後に篠原校長の講評では、「中心は患者さんであることを忘れないで欲しい」との話がありました。
学生は初めての臨地実習で緊張していましたが、普段の授業とは違い、実習から多くのことを学び、看護師を目指す気持ちを再確認していました。
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