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実習報告(1年生)

1年生「看護の基礎実習2」に行ってきました!!

令和5年2月下旬から3月上旬にかけ9日間、看護の基礎実習2に行ってきました。コロナ渦の制限された環境の中でしたが、どのグループも病棟指導者や先生方の指導のもと感染対策を行いながら、無事に臨地実習を終えることが出来ました。

今回の実習では初めて患者さんを受け持ち、患者さんにケアを行いました。私は内科の患者さんが多い病棟で実習をさせていただきました。
受け持たせて頂いた患者さんは、ベッド上で過ごされて、日常生活の全てにお手伝いが必要な方でした。又、体力がとても消耗していて声を出すことも辛くスムーズに会話ができず、コミュニケーションを取ることがとても難しく感じました。そのため初めは戸惑いましたがグループメンバーや先生、指導者さんからのアドバイスから「はい、いいえ」で答えられる質問をすることや表情や数値から患者さんの理解するための情報を得ることができると学びました。コミュニケーションの方法は言語的だけでなく非言語的コミュニケーションもあると学ぶことができました。また、患者さんの反応から得た情報から次のケアに役立てることができることを学びました。自分が行ったケアが患者さんにとってどのような効果をもたらしたのか、行ったケアは患者さんにとっていいケアとなったのかを振り返ることでより良いケアにつながるため振り返りはとても大切だと思いました。

実習最終日、受け持たせて頂いた患者さんに挨拶をした際、握手をしたら、私の手が冷たく「冷たい」と顔をしかめ、手を離してしまいました。すぐに「手を温めてから握手してもいいですか?」と言うと頷きました。再び、手を温めて訪室すると、関節が固くなって動かすことも辛い腕をあげ手を伸ばし、患者さん自ら握手を求めてくれました。その時、私が9日間行ったコミュニケーションやケアは患者さんに苦痛を与えてしまったかもと反省することばかりでしたが患者さんの気持ちが伝わってきてとても嬉しい気持ちになりました。そして、日々のコミュニケーションやケアを通して患者さんと接することが看護をしていく上でとても大切だと学ぶことができました。

今回の看護の基礎実習2や今まで学んだことを活かし、今後の実習で更に学びを深めていきたいと思います。最後に私たち学生を臨地での実習に迎えていただいた患者様、病院関係者の方々に感謝いたします。

1年実習写真1

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このページの担当は 南多摩看護専門学校 庶務担当 です。

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