学校行事
第53回 入学式 4月
令和5年4月10日月曜日、板橋看護専門学校では、第53回生の入学式が執り行われました。COVID19感染症対策として保護者のご出席はかないませんでしたが、3年ぶりに、実習病院を代表して、豊島病院の安藤院長、同窓会から健康長寿医療センター鉄谷副看護部長にご臨席頂きました。また、医療人材課2名、在校生代表2名と教職員が参加し、多くの祝電を頂戴いたしました。蘆田 洋子校長の式辞では、「お互いの良さや違いを認め合い、互いに学び合うことを大切にしてください 。」との言葉があり、入学生は緊張した面持ちで話を聞いていました。
担任の教員から一人ひとり名前を呼ばれて元気に返事をして立ち上がる姿からは、これから始まる学校生活への期待と緊張が伝わってきました。また、新入生代表者からは、「壁にぶつかり、思い悩むことがあっても、ここで出会った仲間と互いに支え合い、共に乗り越え、全員がそれぞれの夢に向かって羽ばたけるよう、日々誠実な姿勢で学業に励むことをここに誓います」との心強い宣誓も述べられました。
同じ志をもつ仲間と支えあいながら様々な困難を乗り越え、人として看護師として成長していけるように、教職員一同応援していきます。
入学生代表の宣誓
入学生代表の宣誓
在校生からのお祝い
防災訓練 4月
令和5年度4月19日水曜日、板橋看護専門学校では、防犯・防災総合訓練を行いました。
学生と教職員が共に日常の防犯・防災の意識を高め、非常時において冷静かつ適切な行動がとれるようにすることを目的に、板橋警察署のご指導のもと実施しました。今年度は、4年ぶりに3学年そろっての訓練でした。
まず、授業中に大きな地震が発生し、その後に学生ホールから出火したという想定で訓練を行い、学生は速やかに避難していました。蘆田 洋子校長からは「早さより、安全な避難が大切です。いつ何時、災害が起こるか分からないので、いつもシミュレーションをしておきましょう。」とのお話がありました。
次に、警察署の方から、防犯訓練として護身術のデモンストレーションが行われ、学生・教職員とも真剣に護身術訓練に取り組みました。その後、「デジポリス」という警視庁防犯アプリの紹介や、「イヤホンを使用したまま自転車に乗らない、自転車のカギをかける、SNSの使用方法に気を付ける、闇バイトに加担しない」、などの防犯についての説明があり、学生は頷きながら聞いていました。最後に、自転車の安全な乗り方の DVDを視聴し、令和5年4月1日から自転車利用者のヘルメット着用が努力義務になったことについてのお話がありました。
防犯・防災について考える貴重な機会となり、充実した訓練を行うことができました。いざという時に落ち着いて安全・冷静に行動できるよう、日頃から訓練を積み重ねていきます
真剣に消火訓練に取り組む様子
護身術の指導
救護活動の様子
体育祭 4月
令和5年4月28日金曜日、板橋看護専門学校では、板橋区立小豆沢体育館で体育祭を開催しました。学生間および教職員との親睦の機会とすることを目的とし、全学年が集まって開催し、体力の向上も図ることができました。
今年度のテーマは「看護学生が魅せます It’s show taime!」でした。開催に当たり「怪我なく全力で楽しむことを誓います。」と3年生の宣誓があり、さらに千住聡副校長より、「真剣に楽しくやりましょう。」とのミッションが出されました。
各クラスが一丸となり、玉入れ、綱引き、障害物競走の競技を行いました。学生1位のクラス対教員チームでの対戦も行い、会場は盛り上がりました。
1年生は、クラスの仲間と仲良くなるきっかけづくりに、2年生は、結束力を強める場に、3年生は看護学校での最後の体育祭を仲間と楽しむ場となりました。千住聡副校長からのミッションを遂行し、終始活気あふれた大会となりました。
これからの学生生活においても、学生同士ともに助け合いながら、看護師という目標を目指し頑張ってほしいと教職員一同願っております。
一所懸命引いた綱引き
みんなで気持ちを一つに集中して玉入れ
優秀クラスへの表彰
令和4年度 就職説明会 12月~2月
来年度最終学年になる2年生に対し、12月と2月に就職説明会を開催しました。
第1回、12月15日金曜日は都立病院機構からは、大塚病院、駒込病院、墨東病院(WEB)、豊島病院、福祉保健局からは北療育医療センター、また慈雲堂病院、桜町病院、複十字病院から就職に関する説明をしていただきました。
第2回、2月20日月曜日には都立病院機構から広尾病院(WEB)、荏原病院(WEB)、小児総合医療センター、東部地域病院、多摩総合医療センター、福祉保健局からは府中療育センター 、また、東部療育センターや小豆沢病院、板橋区医師会病院(WEB)から就職に関する説明をしていただきました。
各病院で活躍されている卒業生から就職後の実際のお話を伺うことができ、学生は卒業生の経験談に耳を傾け、真剣に話を聞いていました。また、「リモートやパワーポイントを使用していて理解しやすかった」「教育内容や福利厚生などよく知ることができた」などの感想がありました。
現在2年生は、4クール目の各論実習が終了し、ケーススタディに向け学習を深めていくところです。今後は、学生それぞれの強みを生かせる職場を見つけられるよう、教職員で支援していきたいと思います。
卒業生からの話は参考になります
WEBでの就職説明会
戴帽式 12月
12月9日(金曜日)、板橋看護専門学校では、「第52回 戴帽式」を開催しました。新型コロナ感染防止に努め、戴帽生と教員関係者で行いました。
式に先立ち行われた記念公演は、健康長寿医療センターの副看護部長 蛯原大作講師より「看護の道を目指すあなたへ」というテーマでお話をいただきました。ご自身の経験談や副看護部長という立場から、看護師を目指す戴帽生たちに貴重なお話をしていただきました。
戴帽式では、上級生より送られたコサージュを胸につけ、一人ひとり戴帽を受けたあと、親火から灯を受けとりました。厳かな雰囲気の中、全員で誓いの言葉を唱和しました。「私たちは、正しい知識と技術を身に付け、患者のよき理解者になることを目指します。自分の看護に誇りと責任を持てるよう学び続けていきます。今の気持ちを忘れず看護の道を歩んでいくことを誓います。」看護の道に進むという決意を新たにすることができました。
蘆田 洋子校長の式辞では「私たちの使命は看護専門職として患者さんに細心の注意と関心、責任をもって看護するということです。この責任は、命にかかわる責任であります。」と述べられ、一層身の引き締まる思いになりました。教職員一同、看護師になるという目標に向かって学び続けていくことを全力で支援をしていきたいと思います
講師の蛯原大作副看護部長
蛯原大作副看護部長の講演
戴帽の儀
灯とともに看護の決意を新たに
上級生から送られたコサージュ
第50回 卒業式 3月
春の訪れを感じ始めた令和5年3月10日金曜日、都立板橋看護専門学校では卒業式を挙行し、80名が卒業しました。コロナ禍で卒業生、教員だけの式が続いていましたが、今年は3年ぶりに来賓、家族が参列し行われました。
参列者、教員が見守る中、少し緊張した面持ちで一人一人が壇上で、蘆田洋子校長から卒業証書を受け取りました。校長式辞では、パトリシア・ベナーの臨床技能の習得と発達レベルを自転車に乗ることに例え、「初心者レベルの看護学生は、保護者の目の届く安全に走れる舗装された道路を走ることができるようになる。少々、道が悪くても、転ばず、坂道も頑張ってペダルをこぐことができるようになり、一人でも走れるという自信をつけていくのが新人レベル。並走してくれる先輩看護師のガイドや助言を受けて、少々でこぼこの道や坂道を恐れず、看護師としての経験を増やすために突き進んでいってほしい」と願いを込めたメッセージが送られました。東京都健康長寿医療センター・センター長 許 俊鋭様より「人の身になって相手のことを考え、向上心としっかりとした技術を持ち患者のために頑張ってほしい」とご祝辞をいただきました。卒業生答辞では、3年間ほとんどの行事が行われず感染対策をとりながらの学校生活は大変でしたが仲間と一緒だから乗り越えられました。一つ一つがかけがえのない思い出です。実習では患者にとって何が最善かを考え抜いて看護をすることを学んだと述べていました。制限のあるなか、これだけの深い学びができていたことに、教員みんな、安堵感と感動を覚えていたと思います。
当校での学びを臨床の場で活かし、めまぐるしく変化する医療の中で、自信を持ち患者に寄り添える看護師を目指してほしい。教職員一同、いつでも学校から応援しています。
卒業証書授与式
答辞
晴れやかな笑顔で
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このページの担当は 板橋看護専門学校 教務担当 です。
