令和6年度看護一日体験入学レポート

令和6年5月12日（日曜日）、広尾看護専門学校で「看護一日体験入学」が実施されました。都立看護専門学校では高校生及び社会人を対象に、看護に対する理解と関心を深めるとともに、将来の進路決定の参考となる機会を提供することを目的に「看護一日体験入学」が実施されています。広尾看護専門学校では、午前の部、午後の部と2部制での実施となり、88名が参加しました。開会の挨拶では篠原千鶴子校長より、看護はやりがいのある仕事であること、ナイチンゲールの誕生日が看護の日であることが紹介され、将来看護師の仲間として一緒に働く人になってほしいことが伝えられました。
体験ブースでは、包帯法の講義の後、実際に包帯を巻くブース、人体模型を組み立てるブース、妊婦や新生児に触れるブースに分かれ体験しました。体験後の懇談会では、参加者からの質問に学生が答えていき、学校生活や学習の方法について理解が深まったようでした。参加者からは「他では体験できないことが体験でき、とても楽しかった。」「看護に興味が持てた。」「実際の学生から話が聞けてとても参考になった。」など、多くの感想が聞かれました。移転先の仮校舎の案内も行い、「八幡山の仮校舎にも足を運びたい。」という意見もいただきました。看護に対する興味・関心が深まり、将来に向けて、看護師という職業への選択の一助になったようでした。