食中毒の発生について 渋谷区内の飲食店が調理・提供した弁当で発生した食中毒
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探知
令和8年7月2日(木曜日)午前10時頃、渋谷区保健所に対し、「6月29日(月曜日)の昼に、渋谷区内の飲食店から配達された弁当を喫食したところ、11名のうち6名が体調不良を呈している。」旨の連絡があった。
調査結果
渋谷区保健所は、直ちに食中毒調査を開始した。
- 患者は、当該飲食店が調理し、提供した弁当を喫食した計7グループ54名のうち計39名で、6月30日(火曜日)午後8時頃から7月3日(金曜日)午前4時頃にかけて、下痢、発熱等の症状を呈していた。
- 患者全員に共通する行動はなく、患者全員の共通食は、6月29日(月曜日)及び30日(火曜日)に当該飲食店が調理し、提供した弁当以外になかった。
- 患者28名のふん便及び拭き取り1検体からノロウイルスを検出した。
- 複数グループの患者ふん便及び拭き取り検体から検出したノロウイルスの遺伝子配列検査を実施したところ一致した。
決定
本日、渋谷区保健所は、以下の理由により、本件を当該飲食店が6月29日(月曜日)及び30日(火曜日)に調理し、提供した弁当を原因とする、ノロウイルスによる食中毒と断定した。
- 患者全員の共通食は、当該飲食店が調理し、提供した弁当以外になかった。
- 複数の患者ふん便及び拭き取り検体からノロウイルスを検出し、その遺伝子配列が一致した。
- 各グループにおいて当該飲食店の弁当の喫食を起点とした潜伏時間に一峰性が見られ、その長さ及び症状は、ノロウイルスによるものと一致していた。
- 患者を診察した医師から食中毒の届出があった。
措置
渋谷区は本日から7日間の営業停止の処分を行った。
| 発症関係 (7月17日 午前9時現在) |
発症日時 | 6月30日(火曜日)午後8時頃から 7月3日(金曜日)午前4時頃まで |
|---|---|---|
| 症状 | 下痢、発熱等 ※患者の症状は、既に回復している。 |
|
| 発症場所 | 自宅、勤務先等 | |
| 患者数 | 39名 男:34名(23~59歳)、女:5名(31~44歳) |
|
| 入院患者数 | 0名 | |
| 診療医療機関数・受診者数 | 27か所27名(男24名、女3名) | |
| 原因食品 | 当該飲食店が6月29日(月曜日)及び30日(火曜日)に調理し、提供した弁当 | |
| 病因物質 | ノロウイルス | |
| 原因施設 | 屋号 | レストランケン |
| 業種 | 飲食店営業(一般) | |
| 営業者 | 依田 保良 | |
| 営業所所在地 | 東京都渋谷区代々木一丁目45番7号 1階 | |
| 連絡先電話番号 | 03-3375-9683 | |
備考
| 主なメニュー | 6月29日(月曜日) A弁当:ごはん、生姜焼き、唐揚げ、クリームコロッケ、副菜 B弁当:ごはん、ハンバーグ、唐揚げ、クリームコロッケ、副菜 6月30日(火曜日) A弁当:ごはん、一口カツ、クリームコロッケ、副菜 C弁当:ごはん、ハンバーグ、野菜コロッケ、焼き魚、副菜 |
|---|---|
| 検査関係 | |
| 検査実施機関:東京都健康安全研究センター 患者ふん便: 細菌36検体(36検体陰性) ノロウイルス36検体(28検体陽性、8検体陰性) 従事者ふん便: 細菌5検体(5検体陰性) ノロウイルス5検体(5検体陰性) 拭き取り検体: 細菌11検体(1検体黄色ブドウ球菌検出、1検体ビブリオ・フルビアリス検出、9検体陰性) ノロウイルス5検体(1検体陽性、4検体陰性) 参考食品: 細菌2検体(2検体陰性) |
参考
東京都における食中毒発生状況(ただし本日公表の事件は含まない。)
| 発生件数 | 患者数 | 死亡者数 | |
|---|---|---|---|
| 本年1月1日~7月16日まで | 51件 | 690名 | 0名 |
| (昨年同期) | (95件) | (1,032名) | (0名) |
| 本年7月中(16日まで) | 1件 | 4名 | 0名 |
| (昨年同期) | (9件) | (92名) | (0名) |
※ 別紙 ノロウイルス資料
記事ID:115-001-20260717-020779