かかりつけ薬局指針
かかりつけ薬局指針では、「かかりつけ薬局を持つことのメリット」で御紹介した内容に加え、今後充実が求められる機能を「信頼」「身近」「やさしい」の3つをキーワードをもとにに分類し、具体的な取組内容を例示しています。
なお、すべての薬局にすべての取組みを求めているものではありません。
個々の薬局が実情に応じて選択して機能の充実、強化に取組んでいくものです。
「信頼される薬局」
目標
医療機関から交付された処方せんをいつでも安心して持っていくことができ、薬の服用方法や注意事項などの適切な助言を受けられる薬局
あわせて、一般薬の供給に努め、地域の薬と健康の専門家、相談役として充実した機能を備えた都民に信頼される薬局
取組内容の具体例
- 薬局内の施設、設備や従業員の衛生管理に関して、整理整頓、清潔の維持に努める。
- 相談コーナーを設置して、プライバシーを確保する。
など
相談コーナーの設置例1
相談コーナーの設置例2
「身近な薬局」
目標
休日や夜間にも対応するほか、薬や健康づくり全般について積極的に情報発信し、サービスの向上に努める、いつでも気軽に利用できる身近で便利な機能を備えた薬局
取組内容の具体例
- 地域の休日、夜間診療体制に参加、協力
- リーフレットなどを活用した薬や健康づくり全般についての積極的な情報発信
など
夜間専用窓口の設置例
情報提供の例
「やさしい薬局」
目標
スロープや手すりなどバリアフリーへの配慮や、期限が切れた医薬品の環境汚染防止に配慮した適切な処理など、高齢者、障害者等の「人」や地球環境の保護などへのさまざまな配慮や機能を備えた薬局
取組内容の具体例
- スロープの設置による段差の解消や手すりの設置などバリアフリーに対応した施設づくり
- 待ち時間を快適に過ごせるような待合室内の環境整備
など
店舗入口の段差解消例
店舗入口の段差解消例(拡大)
「薬局の中が整理整頓されていて好感が持てる。」
「薬剤師さんの対応がていねいで説明がわかりやすい。」
「一般薬の相談などにも気軽に相談でき信頼できる。」
そんな自分にあった「かかりつけ薬局」を見つけて、上手に活用しましょう!
なお、下の見出しをクリックすると、「かかりつけ薬局指針」の詳しい内容が御覧いただけます。
薬局業務運営ガイドライン(厚生省薬務局長通知)(PDF:27KB)
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お問い合わせ
このページの担当は 健康安全部 薬務課 薬務担当(03-5320-4511) です。