赤ちゃんの衣類を安心して使うために
ホルムアルデヒドから赤ちゃんを守るポイント
赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。衣類には、しわになりにくくしたり、形を保ちやすくしたりするための加工に「ホルムアルデヒド」という化学物質が使われることがあります。
ホルムアルデヒドは家具や建材などにも使われている物質です。高濃度で接触した場合には、皮膚への刺激やアレルギーの原因となることがあります。
特に生後24ヶ月以下の乳幼児用繊維製品は、赤ちゃんの肌が敏感であること、衣類をなめたり口に入れたりする可能性があることなどを考慮し、厳しい基準※が設けられています。
◼ホルムアルデヒドの基準(繊維製品)
| 区分 | 対象となる品目 | 基準値 |
|---|---|---|
| 乳幼児用 (生後24ヶ月以下) |
おしめ、おしめカバー、よだれ掛け、下着、寝衣、手袋、くつした、中衣、外衣、帽子、寝具 | 16ppm 以下 (衣類1g あたり 16μg 以下) |
| 子ども用・大人用 | 下着、寝衣、手袋、くつした、たび | 75ppm 以下 (衣類1g あたり 75μg 以下) |
※有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律
赤ちゃんの衣類を選ぶときのポイント
赤ちゃんの衣類はできるだけ包装された商品を選びましょう。ホルムアルデヒドは衣類に吸着されやすい性質があります。
このため、ホルムアルデヒドを含んでいる空気中に置いたり、含むものに接触させたりしておくと、衣類へ移る(移染)ことが
あります。
乳幼児用繊維製品が店頭等で個別包装されているのは、こうした移染を防ぐためです。商品を選ぶときも、むやみに袋から取り出さないようにしましょう。
新しい衣類は洗濯してから使いましょう
新しく購入した衣類は、一度洗濯してから使用すると安心です。ホルムアルデヒドは水に溶けやすいので、洗濯すれば、ほぼ取り除くことができます。
保管するときも一工夫
▶赤ちゃんの衣類は他の衣類と分けて保管
▶新しいタンスや収納家具に入れるときは要注意
ホルムアルデヒドは、衣類だけでなく家具や建材からも移ることがあります。
新しい家具に収納する場合は、十分換気をしたり、衣類を袋に入れて保管したりするなどの工夫をしましょう。
記事ID:115-001-20260907-021514