脳卒中・心臓病の多くは一刻を争う病気です。以下のような症状がでたらすぐに119番通報をし、救急車を呼んでください。
救急車を呼ぶべきか迷ったら、#7119にお電話ください。
脳卒中・心臓病発症時の主な症状
<脳卒中>
<心臓や血管の病気>
胸や背中に以下のような症状がでた場合
その他詳細は、「救急車を呼ぶかどうか」を参照ください。
救急車を呼ぶかどうか
脳卒中と虚血性心疾患の一般的な経過を「全体像」でお示ししています。ご覧ください。
全体像
必要な書類は、医療機関によって若干の違いがありますが、基本的には、下記の書類が必要になります。詳しくは医療機関にお尋ねください。
「自分で用意するもの」
「医療機関で用意するもの」
以下リンク先も情報掲載しておりますので、ご参照ください。
知って安心暮らしの中の医療情報ナビ
病院には、医師・看護師だけでなく、リハビリテーションの専門職や栄養士、薬剤師、医療ソーシャルワーカーなど、さまざまな職種のスタッフが勤務しています。お困りのことがあればスタッフに声をかけましょう。
また、病院の多くは、医療連携室(医療相談室等)という相談窓口が設置しています。治療やリハビリテーション、お薬など医学的なことから、転院先の医療機関、退院後の経済的な悩み、公的支援制度のことなど何でも相談してみましょう。
病院によっては、脳卒中・心臓病専用の相談窓口を設置しているところもあります。詳しくは「各種相談先」をご覧ください。
各種相談先
脳卒中や心臓病により後遺症が残る場合、入院前とは状況が異なるため、身体の回復状況、退院後の介護者の有無などを踏まえ、早めのうちから準備をしておきましょう。 利用できる制度や窓口は患者さんの後遺症や年齢などによって異なります。まずは、ご本人、ご家族と医療スタッフ間で、今の体の回復状況を確認し、自宅退院後の生活や復職などに向けた課題を話し合いましょう。
詳しくは「入院中から在宅療養の準備をしましょう」をご覧ください。
入院中から在宅療養の準備をしましょう
適切な運動は心臓を守る効果があります。
心拍数が良い指標となります。一般的には1分間に120-140回程度まで心拍数が上がる運動が良いとされます。(どのくらいの心拍数が適切かについては個人差があるため、医師やリハビリテーションの専門家に相談しましょう)
自分でわかる目安として、「楽である」~「やや息が上がる」と感じる程度の有酸素運動(ウォーキングなど)が効果的です。強すぎる運動はかえって心臓に負担がかかり心不全を招くことがあります。
胸の痛みや息切れ、動悸やめまい、気分が優れないなどの症状が出た場合、すぐに運動を中止して医師の診察を受けましょう。
詳しくは「心臓リハビリテーションについて」をご覧ください。
心臓リハビリテーションについて
脳卒中は、「脳」の血管が、詰まったり破れたりすることで、急に脳の一部の働きが悪くなり、それによって急に身体の働きが悪くなる病気で、「脳梗塞」「脳出血」「くも膜下出血」に大別されます。
詳しくは「病気について(脳卒中)」をご覧ください。
病気について(脳卒中)
代表的な心臓、血管の病気には、虚血性心疾患(急性心筋梗塞・狭心症など)、不整脈、心臓弁膜症、心不全、大動脈解離などがあります。
詳しくは「病気について(心臓・血管病)」をご覧ください。
病気について(心臓・血管病)
脳卒中は、「脳」の血管が、詰まったり破れたりすることで、急に脳の一部の働きが悪くなり、それによって急に身体の働きが悪くなる病気で、「脳梗塞」「脳出血」「くも膜下出血」に大別されます。
各疾患によって治療法が異なります。
詳しくは「病気について(脳卒中)」をご覧ください。
病気について(脳卒中)
脳卒中による脳損傷の程度により、手足の麻痺や筋力の低下、筋緊張の異常(痙縮)、言語障害、認知機能の低下、うつや不安等の感情の変化などが起こります。このような後遺症により、日常生活の活動度が低下し、介護が必要な状態となることがあるとともに、心理的なサポートも必要となります。
後遺症の中でも、高次脳機能障害、失語症、てんかん、摂食嚥下障害は、外見からはわかりにくい後遺症です。
また、脳卒中後に認知症になる方も多くいらっしゃいます。
後遺症を患う方々が、社会で安心して生活していくため、周囲で関わる方々の後遺症に関する理解が必要です。
その他詳細については、「循環器病の後遺症」をご覧ください。
循環器病の後遺症
少し動くと息切れがする、動悸がする、疲れやすいなどの自覚症状がある場合、心臓弁膜症の可能性があります。
心臓弁膜症は、心臓の弁(バルブ)に異常がある状態です。心臓弁膜症は、弁が硬くなって開きにくくなるか、弁がうまく閉じず血液が戻ってきてしまうことで生じます。これにより、血液の流れが制限されたり、逆流したりすることがあります。年齢とともに少しづつ進行していきますが、治療可能な病気です。放っておくと心不全にいたることもあるため、早期に発見して適切な時期に治療することが大切です。循環器内科を標ぼうする医療機関を受診しましょう
詳しくは「病気について(心臓弁膜症)」をご覧ください。
病気について(心臓弁膜症)
体重が急に増えた(3日間で2㎏程度)、倦怠感がある(だるい)、手や脚、顔などがむくむなどの症状がある場合は、心不全が悪化している可能性があります。かかりつけ医や訪問看護などに連絡しましょう。
詳しくは「チェックリスト(心不全の悪化の初期症状)」をご覧ください。
チェックリスト(心不全の悪化の初期症状)
病気の治療と仕事の両立について、「治療と仕事の両立支援・就労支援」に記載しておりますので、ご覧下さい。
治療と仕事の両立支援・就労支援
病院に設置されている相談窓口のほか、産業保健総合支援センター、ハローワーク、治療就労両立支援センター等、さまざまな相談窓口があります。
治療と仕事の両立支援・就労支援
都内では、高齢者が高齢の家族を介護している世帯、おひとりで生活している世帯が多くいらっしゃいます。
安心して住み慣れた自宅で療養していくために、介護保険サービスを利用しましょう。(要介護度に応じて利用可能やサービスや利用限度額が異なります。)
介護や支援が必要と感じたら、まずは、地域包括支援センターに相談しましょう
在宅療養
区市町村の地域包括支援センター又は介護保険課にご相談ください。
詳しくは、「各種支援について(介護保険)」をご覧ください。
各種支援について(介護保険)
サービス利用を希望する障害者又は障害児(18歳未満)の保護者は、お住まいの区市町村又は相談支援事業者に相談してください。相談支援事業者は、サービス申請前の相談や手続きの支援などを行います。
詳しくは「障害福祉サービス等の利用手続き(東京都福祉局)」をご覧ください
障害福祉サービス等の利用手続き(東京都福祉局)
高額療養費制度という、医療機関や薬局で支払った一定額以上の医療費の「自己負担限度額」を超えた分が払い戻される制度があります。ただし、一般的には、これらの給付金が実際に支払われるまで3か月程度要することがあり、一旦本人が負担する必要があります。
制度詳細や、その他サービスは、以下のリンク先をご覧ください。
各種支援について