医療機関情報

医療機関の役割分担

脳卒中、心臓・血管病の発症からその後の回復状況等によって、対応する医療機関が異なります。

一般的には以下のように分けられます。

急性期医療機関
救急患者や重症患者に対する治療を行う
回復期医療機関
急性期を経過した患者への在宅復帰に向けた医療やリハビリテーション医療を行う
慢性期医療機関
長期にわたる療養が必要な患者の治療を行う。療養病床を持つ病院や診療所など
維持期・生活期の医療機関
診療所、訪問診療など
病院などのイメージ画像

脳卒中に対応する医療機関

お近くの「脳神経外科」、「脳神経内科」、リハビリテーション実施医療機関を検索することができます。(令和6年4月1日から)

東京都では、脳卒中の急性期治療に当たる医療機関を「東京都脳卒中急性期医療機関」として認定しています。

脳卒中相談窓口を設置している脳卒中急性期医療機関

回復期リハビリテーション病院

高次脳機能障害に対応している医療機関

心臓・血管の病気に対応する医療機関

お近くの「心臓内科」「循環器内科」「循環器科」は、こちらから検索することができます。(令和6年4月1日から)

東京都では、急性心筋梗塞を中心とする急性心血管疾患に対し、迅速な救急搬送と専門施設への患者収容を目的に、東京都CCUネットワークを組織しています。

日本心臓リハビリテーション学会では、心臓リハビリテーションが受けられる病院を掲載しています。

心臓・血管の病気に対する相談窓口を設置している医療機関

診療科情報

脳卒中に関わる主な診療科は以下のとおりです。

神経内科
脳卒中、てんかん、パーキンソン病、アルツハイマー病などについて、薬物療法やその他の非侵襲的な治療法を通じて、神経系の疾患や症状の管理を行います。
脳神経外科
脳や神経系の疾患や障害に対する診断や治療を専門とする医療分野で、脳卒中、脳腫瘍、頭部外傷、脳動脈瘤など、脳や脊髄、末梢神経に関連する疾患やさまざまな病態に対して手術や非侵襲的な治療を行います。

心臓・血管の病気に関わる主な診療科は以下のとおりです。

循環器科・循環器内科
虚血性心疾患、狭心症、心筋梗塞、心臓弁膜症、心筋症、不整脈、高血圧症、動脈硬化、動脈瘤等の心臓および血管に関係する疾患が対象です。胸痛、息切れ、呼吸困難、動悸、むくみ、失神発作、眩暈、背中の痛みなどで受診されることが多いです。
心臓血管外科
心臓と血管に対する外科手術を行う診療科です。冠動脈バイパス手術や、心臓弁の修復や交換手術、大動脈の瘤や乖離の手術などを行います。

参考

<監修>
池田 陽子(一般社団法人東京医療ソーシャルワーカー協会、順天堂大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センター ソーシャルワーカー)