子宮頸がん予防ワクチン
(HPVワクチン)は、
子宮頸がんの原因となる、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンです。
2価、4価ワクチンは子宮頸がんの原因の50~70%、
9価ワクチンは80~90%を防ぐとされています。
※令和5年4月1日より9価ワクチン(シルガード9)が定期接種に追加されました。
HPVワクチンは、感染する前に接種するのが最も効果的です。
HPVワクチンには、すでに感染しているHPVを排除したり、子宮頸がんの進行を遅らせたりする効果はありません。性交渉開始(セクシャルデビュー)前の接種が、最も効果的とされています。
※HPVワクチンは小学校6年~高校1年相当の女子を主な対象に、定期予防接種として接種を受けることが可能です。詳しくはこちらをご確認ください。
平成9年度生まれから平成18年度生まれまでの女性は、無料で接種可能です!
(令和7年3月31日まで)
現在、接種勧奨が差し控えられていた期間にHPVワクチンの接種機会を逃した方について、公費での接種(キャッチアップ接種)が可能となっております。
この公費による助成が令和6年度末(令和7年3月31日)をもって終了いたしますので、希望される方は早めの接種をご検討ください。
詳しくはこちらをご確認ください。
※キャッチアップ接種期間を過ぎた場合、6〜10万円程度の自己負担額が発生しますのでご注意ください。
HPVワクチンだけで、子宮頸がんを完全に予防できるわけではありません。
HPVワクチンを接種した方も、子宮頸がん検診を2年に1回定期的に受診して、早期発見を心がけることが大切です。