このページの先頭です


放射線療法とは、具体的には、どのような治療ですか?

回答

 放射線治療とは、エックス線、電子線、ガンマ線などの放射線を用いて、がんを安全かつ効果的に治療する方法です。
 放射線は、がん細胞内の遺伝子(DNA)にダメージを与え、がん細胞を壊します。放射線によって、正常細胞も同様にダメージを受けますが、がん細胞とは異なり、自分自身で修復することができます。放射線治療によって、がんを治したり、がんの増大による痛みなどの症状を緩和したりします。
 病気の状態に合わせて、放射線治療のみで治療を行うこともありますが、他の治療方法と組み合わせて放射線治療を行うこともあります。例えば、早期の前立腺がんや喉頭がんは、放射線だけで治療を行いますが、乳がんや進行期の直腸がんでは、手術や薬物療法と組み合わせて治療します。
 なお、放射線治療は薬物療法とは異なり、同一部位に一定の期間をあけて繰り返し治療することは通常ありません。

お問い合わせ

このページの担当は 医療政策部 医療政策課 がん対策担当 です。

本文ここまで

ローカルナビゲーションここから

問診から治療へ

ローカルナビゲーションここまで

以下 奥付けです。