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ウエルシュ菌(Clostridium perfringens)
菌の特徴は
人や動物の腸管、土壌、水中など自然界に広く分布し、ボツリヌスと同じ酸素を嫌う嫌気性菌です。 |
どんな食品が原因となりますか |
肉類、魚介類、野菜を使用した煮込み料理が多い。 発生原因施設は、他の食中毒と同様に飲食店、仕出し屋、旅館、学校などの集団給食施設による事例が多く、カレー、シチュー、スープ、麺つゆなどのように、食べる日の前日に大量に加熱調理され、大きな器のまま室温で放冷されていた事例が多く見られます。 『加熱済食品は安心』という考えがウエルシュ菌による食中毒の発生原因となっています。逆に、家庭での発生は他に比べて少ないことが特徴的です。 |
どんな症状ですか |
潜伏時間は約6〜18時間です(平均10時間)。腹痛、下痢が主で、特に下腹部がはることが多く、症状としては軽いほうです。 |
予防のポイントを教えて下さい |
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参考情報 |
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